ぬッし- 2014-05-05 16:48:40 |
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>レイル先生
…お疲れですか?
(少し職員室に用があり出向いた帰り、教室の一室に窓際に寄り外を眺める相手の姿があり。何と無く足音を潜めて近寄ってみては背後から相手の顔を覗き込むようにして身を乗り出し、にこりと人の良さそうな笑みを浮かべて表情に微かに疲れの浮かぶ相手に問い掛け。それだけで満足したのか相手の隣に並ぶと同様に窓の外を眺め始め)
>佐野君
さぁ、どうだろう。信じたかもしれないよ?
(どうやら相手の言葉を聞き流していた事を悟られてしまったようだ。然しだからと言ってあっさり認める性格でも無く、相も変わらず口角を上げ穏やかな笑みを浮かべては曖昧に言葉を濁し。此方が本音を口にするよう促せば案外と簡単に応じた相手を見遣っては中々に扱い易い、等と心中のみで可笑しそうに呟き。患部が特定できれば軽く水に浸けた保冷剤をガーゼの上から相手の足首辺りに固定し、一度時計を見ては簡単な説明をし)
靭帯は傷付いてないみたいだからこれくらいで大丈夫。取り敢えず暫く此処でじっとしててもらえるかな。
>鈴橙先生
……俺をそんな物と一緒にするな。
(相手の言葉に自らの高いプライドが傷付けられたのだろう。高貴な“狼”が“犬”なんかと一緒にされては堪った物では無く、ほぼ反射的と言っても過言でない程の勢いで眉を潜め不愉快さを露わにすると其方を睨み。この程度で冷静さを失ってはならない。それは重々承知なのだが一度湧き上がった不満は中々抑えられる物でも無く、つい低い声でそう告げてしまってから我に返り慌てて口を噤み。先を歩く相手の後姿を見れば生徒たちから向けられる好奇の目に思わず吹き出してしまい、クスクスと笑いを零しながらも職員室に辿り着けば問い掛けに扉を開けつつ応じ)
そこの角に布団が積み上げられているので重ねてください。
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