須藤君 っ、はぁ…追いついた- (よたよたと走ってくれば、息切れを押さえつつ、へらりと気の抜けた笑みを浮かべて上記を言えば、相手が睨んで怒鳴って来たので、きょとんとして、相手が後頭部を押さえており、隣に落ちた学生鞄を見ると、「あっ、ごめん!」と言って笑いを堪えて片手で口元を押さえて、笑を隠しつつ、手を相手に差し伸べて「大丈夫?…ぷっ!」と吹き出しながら首を傾け