松岡 凜 2013-12-03 22:16:54 |
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(予想していた答と同じで聞く必要は無かったか、と内心思い空になった小皿を持ち台所に向かい夕食に使った皿と一緒にスポンジで洗い水で流してからふきんで水滴を拭き上げ相手が風呂に入っている間布団を退きに部屋に向かいベッドか布団どちらで寝るか後で凛に聞こうと考え押入れから暖かい布団一式を出して広げ)
…、居ねえ.部屋か(身体から頭と隅々迄洗い終わり相手の配慮に寄るものか丁度良いお湯加減によって一日の疲れも解消されてはすっきりとした面持ちで浴室から出てタオルを手に取り身体を拭いて寝間着代わりに持って来たスウェットへ袖を通し着替え終えれば先程居た場所へ戻るも相手の姿無く、軽く辺り見回すも気配感じられず恐らく自室の有る二階だろうと思えば食事の時に入れられた水置かれたままなのを見て湯上がりで乾いた喉を潤さんと手にして唇を付け軽く飲み干し)
(己のベッドをきちんと整えてから電気を消し居間に戻ろうとした時暗い部屋の窓の外で小さな光の粒が流れていったのが見えて窓を開けて空を見詰め光の粒を探すもきらきら輝星しか見当たらず夜風にあたりながらまた流れないかと見詰めて)
ハル…?(喉が潤った所で未だ部屋に居るで有ろう相手に風呂が空いた事を告げに向かうべく階段を上がり僅かに扉の開く一室へと歩みを進めて中を覗けば電気も付けずに窓際にて外を眺め見てる様子が映りまさか星を探してるとは思わずに「何やってんだ、」と入り口に佇んだ儘怪訝そうに問い掛けて)
..流れ星、探していた(空見詰め諦めずに光の粒を最中に声掛けられちらりと相手に視線向けてから呟き再び空見て。この時期に見える星座が光の粒探しに邪魔をしており部屋が夜風で冷えきっていき)
流れ星って、…風邪引くぞ(何時もならば子供かと突っ込む所も何やら夢中になって空に瞳を凝らす姿を目の当たりにしては口にする事出来ずに、外気が開けられた窓から入り込んでるせいか冷え込む室内に少し眉尻下げ身を竦ませながらも己もまた興味本位から窓際に近付いていけば同じく空を仰ぎ見て)
...ん、もう少しだけ(しっかり見ていないと光の粒が流れしまうと思い空から視線離さず。心配してくれた相手に少し考えてから言い空見ては10分以上経ちもう見れないかと諦めかけていれば、きらり、と先程と同じ光の粒が。流れない内に目を瞑り願いを込めて)
…、しょうがねえな(視界に映る星々の綺麗さは圧巻で少し見とれながらも未だ諦めきれない様子の言葉を聞いて視線を移し今日は己の知らぬ一面が良く垣間見え何だかんだで嬉しく思えば気が済む迄はと其の行為別に留める事も無く、不意に瞳瞑った相手に寄って待望した星が流れたので有ろう事を察すれば再び空を見上げ今更だが己も瞳離さずに居れば良かったかと内心で僅かに後悔しつつ寒さに耐え兼ねて窓際から離れ)
...りん、(ゆっくり瞳を開けていつも通り綺麗な空を見詰めてから相手の名前を呼びそちらに視線を向け数秒前に心の中で願った事を思い出し自然と笑みを溢しながら口にし)これからも一緒に居よう
ん…?何だよ、…っ(ふと呼ばれた名前に反応示して振り返ってみれば何時も浮かべている無表情な面持ちとは一変して笑みを零す相手に一瞬時が止まった様な感覚覚えて、其れと同時に向けられた言葉には不意打ちの余り頬を朱に染めつつ正直な気持ちを伝えられた事により愛おしさが増せば歩み寄せ先程とは違い相手に優しく触れながら尚も変わらぬ想いの丈告げ返して)おう、お前が嫌だっつっても離してやんねェかんな.…ハル、好きだ.
...ん、りん、好き(振り向いた顔が赤く染まって行く姿見詰めて触れられた夜風で冷えていた部分が相手の温もり感じて。愛の言葉聞いて同じ思いだと再び理解して、ふともし相手が己から離れて言った場合を考えて何故か笑みを深め)...凛が離れて言ったら、愛と浮気するから(真琴、と言おうとしたが面白半分で相手と仲のよい似鳥の名前を出してみて)
知ってる.ったく…冷え切ってんじゃねえか、って…はぁ?な、何でそこで似鳥が出てくんだよ.(素直に気持ち乗せられた言葉返され口許を和らげながらも星に祈りを込める迄割と長かったせいか冷たさ帯びた頬に小さく眉を顰めて直ぐに風呂へと思った刹那深められた笑みが視界へ入り、次いで耳に入ってきた後輩の名前と浮気という単語にぴくりと肩を揺らし相手と大体行動を共にしてるで有ろう幼馴染みならまだしも後輩とそういう関係になられるのは複雑窮まり無く明らかに動揺を滲ませつつ意地でも傍に居ようと心に誓い)…ぜってえ離れねぇ、
ごめん、...愛は特別、だから(好きという同じ気持ちに頬に当てられた手に擦りついてみてから相手見ながら謝ると予想通りに何故似鳥なのかと聞かれ大会後良く話す(向こうから)ようになった時に凛の事を話し合い友達以前の凛について語れる仲間、という何とも不思議な関係になり其は己にとって特別と言える物で口にすると。動揺してるの見てから何か誓った姿に首傾げてから頷き)..ん、
特別ね、それ聞いたら彼奴喜ぶだろうな.まあ鈍臭ぇけど良い奴だし、仲良いのに越した事ねえつーか…兎も角良かったんじゃねェの、そういうふうに言える存在が出来て(手に頬を擦り寄せる仕草可愛らしく思いながら言葉に耳を傾けて昔馴染み以外の人に対してもまた関心の無い様に思えた相手が後輩との繋がりだけは如何に大切にしてるかを知れば少々驚くと同時に何処か気持ち暖かくなり己なりの言葉を掛け返して頬に触れさせていた手を離し頭へ移動させくしゃくしゃ、と髪を幾つか撫でつつ続け様に今度こそ風呂に行く様に促し)ほら、風呂入って来いよ.
仲いい..、...そうだな(相手の話を聞きながら仲好しの単語にふと考えて。凛の事で意気投合するが少しの食い違いで口喧嘩、酷い時には部屋招いた際に部屋を荒らされたな、と真新しい記憶から思い出すも相手に言われた通り真琴以外こんなに親しくなった人はいないと染々感じて小さい頷き頭にある手でくしゃくしゃにされた髪のまま「ん」と短く返事してから開いてる窓閉めて部屋から出ていき)
──…、あれでちゃんと可愛いとこあんだよな.あいつも.そういやハルの奴エロ本とか持ってたりすんのか…?(風呂場での呟きこそ無かった事にはならないが後輩を大切に思う気持ちや星に願いを込める姿等の一面に再び口許を綻ばせ今迄知り得なかった所を含め改めて己は相手が好きなのだと認識しながら1人残された室内に腰を下ろして、未だ湿り気帯びた髪を拭きながらもただ待ってるというのは退屈らしくふとベッドへ瞳留めては相手も男で有るなら一冊位隠し持って居るのではと興味本位から身体突き動かされ勝手ながらベッドの下をそろりと覗き込んで見て)
っくしゅ...、..風邪引いたか(風呂場に着くと上着を脱ぎ水風呂にでも入ろうとしていたのかその下は水着で。相手が噂していると知らずにくしゃみが出たこと風邪引いたと思い込みこの後の水風呂諦めて少し温くなった風呂に入る事になり。ぶくぶくと冷えきった身体を暖めながら考えていると上着の上に置いてあった携帯の画面にメール1件と表示されており中身は渚から『夜遅くにごめんね!この前遊びに行ったときに僕が持ってた青い袋あるでしょ?あれハルちゃん部屋に置いてっちゃって…あ、な、なか!絶対見ちゃだめだからね!ハルちゃんにはまだ早いやつだから!じゃあ、月曜日のHR前に取りにいくから、お休み!』と青い袋には怪しげなビデオが入っている事己は知らなく)
エロ本じゃねえ…、みたいだな.なんだこの袋、今時ビデオって…まああいつまだ戻って来ねえし見てみるか(未だ戻って来る気配が無いのを良い事にそれらしい物を探すのに夢中になり覗き込んで見たベッドの奥から何かの袋を見つけては興味薄れる所か余計に高まり始めて内心相手に悪いと思いながらも其れを手に取ってみれば袋の厚みから雑誌で無い事が解り小首傾げ、中身を確認すると何処にでも有る様な黒い形をしたビデオで特に怪しい気配感じられず何でこんな物を隠して居るのかと疑問に思い戻って来る前に見てみようと下へ降りてはテレビの電源を入れ何にも知らずにビデオをセットし再生ボタンを押して/)
(ビデオセット後に画面が真っ黒から注意時刻が出てき暫くしてタイトル『危ないイルカ〜七瀬遥編』と書いてあり数分立つと七瀬遙にそっくりな人物が出てき軽く自己紹介をしてはスタジオのような場所に画面が変わり撮影器具が用意された中に誰かわからない男が遥に話し掛けて/その頃己は風呂から出て髪を拭き溜まった洗濯を回し)
っ…、ハル?いや、違う…か.にしても似すぎだろ、(注意事項が流れるのを一頻り目で追った後にこのビデオの題名で有ろう物と映し出された相手にそっくりな人物に瞳を疑い若干の動揺を声に出すも、写真ですらまともに写ってる姿の無い相手が如何にも怪しげな話に加え撮影に協力しよう筈が無いと翌々考えて冷静さ取り戻す一方で幾ら本人と異なるとはいえ酷似してる為に内心は何とも言えぬ胸中のまま何やらその人物へと話掛ける見知らぬ男に眉根寄せて)
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