松岡 凜 2013-12-03 22:16:54 |
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...よし(息吐いてからいつも以上にぴかり輝く浴槽に満足し湯を貯め脚の平につく水に視線落としてから蛇口から注がれるお湯見詰めて白い湯気が風呂場包み込んでいき半分以上貯まった風呂を後にして相手が寝て待ってるであろう居間に向かい。襖開けようとした時に聞こえた相手の声に指が止まり、あんなに優しげな声を聞くのは久し振りで相手に気付かれぬよう少しだけ襖開けて見えた光景に瞳ぱちりさせてから、ふと笑み浮かべて「ミルクでも持ってくるか」と内心思い台所に向かって)
(/.りっりん、せんぱい...!(どき.)...あ、ぼ、ぼく、もう帰りますね!必ずまた来ますっ (ぺこ) )
やけに懐いてんな、んな時期に外に居たら寒ィだろ(目前の猫にすっかり意識を持っていかれてるせいか周りの気配は気に留まらず伸ばした手へと特に警戒心も無くそれ所か自ら進んで頭を擦り寄せて来る様子に口許緩ませながら野良猫にしては珍しいと思うと同時に相手が餌付けをしたのだろうかと1人考え身体を抱き上げれば心無しか外気に触れて冷たくなって居る毛ををそっと撫でて遣り)
(/お…おう、気をつけて帰れよ(手ひら)
(台所に着き冷蔵庫から牛乳を出すと鍋の中に入れて温かくなるまで煮てから猫舌な猫の為少しだけ水入れ温い牛乳を作ると皿によそり、居間に向かい何も言わずに襖開けてから抱き上げられている猫見ては屈み相手の近くに皿置いて)
..牛乳だ、
ハル…っ、おま。いつから、(嫌がる素振り見せず心地良さ気に身を任せる猫の愛らしさに知らず知らず表情緩み切り其の刹那さほど物音を立てず何食わぬ顔で猫の物で有ろう牛乳の入った小皿置く相手にびく、と肩を揺らし今の光景を目撃された事に羞恥込み上げて来れば猫をそっと手放し腕から解放された猫は嬉しそうに牛乳へと口を付けて)
..『何だ、御前。何処から来たのか?』から
(猫の為用意した牛乳飲む姿に安心し慌てている相手に視線移すと聞かれた問いに優しさ混じった声を思い出し口にするし)
な…っ、最初の方からじゃねえかよ.つか居たんなら声掛けろよな、御前も(返って来た言葉から目撃されたのは今で無い事を知れば瞳を見開き恥ずかしさに押し潰れそうに成るものの見られた後で何を言い訳し様にも無駄に終わりそうで最早開き直るしか道は無くはあ、と一つ息を吐き出して)
...凛が、猫と楽しそうにじゃれてたから入りにくかった
(縮まった様子から開き直った態度に見ていた事実告げて牛乳舐め終わりにゃーと短く鳴けば己に近寄り猫の頭撫でて)
そら悪かったな、ったく…つうかそいつやけに人慣れしてっけど.御前だって餌やったりしてんだろ(楽しそうにという部分の台詞が厭に耳に付くも今更ムキになって反論する気も沸かず牛乳を一頻り飲み終わり満足したのか相手の元へ擦り寄る猫へ視線を落として拒む事無く頭を撫でて遣る様子を珍しそうに眺め/)
別に悪くない、...反対に見れて良かったと思ってる
(何時もツンケンしてる相手のあんな姿や声、滅多に見れることなく少し嬉しそうにし頭撫でながら相手見詰めて「あぁ、...ん、くすぐったい」短く返事済ませた瞬間指にざらりとした生温い感覚がし見るとぺろぺろ舐められていて)
あー、もうわかったから其れ以上言うなっつの.…、御前も動物には弱いんじゃねえか(何処と無く嬉しそうな表情で此方を見遣る相手と其の一言には照れが勝り若干何時もの如くぶっきらぼうな口調での返しに成ってしまいつつ相手に対して甘える様な仕草取る猫の姿から己の知らぬ所で何となく猫と戯れる相手の光景が浮かんで来ればふ、と笑み零し)
..、...可愛いから仕方ない
(ぶっきらぼうの相手の発言に小さく頷き動物に弱いと言われ自分なりの理由述べて指舐める猫抱き上げて顔をジッと見れぱにゃーと鳴かれ唇舐められてしまい)
まあ確かに可愛いよな、こいつら…は.(理由を聞き納得すれば尚も傍でほのぼのとした光景を視界に入れ続けるもそんな最中相手に抱き上げられた猫が悪意無く唇を舐めるのを見てしまい偶然の出来事で相手は猫と解って居る筈が一瞬言葉失って)
ん、.牛乳臭い..
(数回だけ唇舐められてから頬を舐められ相手は猫なのでじゃれているのかと理解し嫌な気はせず唇に牛乳独特の味が残り眉間に皺寄せて未だに舐める猫見詰めて)
どんだけ無防備何だ此奴.おい…ハルちょっと顔貸せ(一見普通の戯れなのだろうが幾ら動物相手とて安易に唇を許す相手に溜息混じりに小さく呟いては猫に嫉妬心を抱く己どうかしてると自覚しながらも最近は忙しく会う事すら儘なら無くて恋人らしい事を一つも出来て無いのも有り色々と我慢して来た物も限界の様でくい、と不躾ながら指先で己の傍に来る様に促し/)
無防備?、...あぁ
(固まったり溜息吐いたり忙しいな、とちらり相手見ていれば呟きが聞こえて小首傾げてから指先見詰め掛けられた言葉に己が猫を独占しているのが気に食わなかったのか、と内心思い猫の頬舐めを止めさせ両脇しっかり持ち言われた通りに相手の傍に座り)
察しろ、ばーか.(互いに何処と無く空いていた距離が縮まれば矢張り何かしら落ち着いて相手は己が何故傍に呼んだのか理解出来て無いで有ろうものの性格上素直に嫉妬した等とは言えずに理不尽な言葉をぶつけてはおもむろに後頭部引き寄せそのまま半ば強引に唇を押し当てて)
は?..っん...!
(何が?と聞く前に相手の唇と重なれば目を見開いて。猫の両脇持つ力が抜けてぽとり床に猫を落としてしまいにゃー?と不思議そうに鳴いて二人の様子伺い)
…俺差し置いて猫といちゃつくなんざお前にはまだ早ェんだよ、其れから気ィ緩め過ぎだ馬鹿(強引に塞ぎはしたがあくまでも優しく触れる程度の口付けで留め満足したのかそっと顔を離せば取った行動に大して悪びれもせずつらつらと言いたい事を言い放ちながら腰を上げて「風呂、先に借りんぞ」と背中くるり向け、)
..何様、
(離れた唇見詰めて息をふうっと吐いてから理不尽な理由と前に一度真琴に言われであろう事聞いて不満げな顔し。「分かった」と一言言い自由に動き回る猫の姿見ては)
俺様。(堂々たる態度で述べながら返って来た一言を受け風呂場へと向かえば籠に衣服を投げ入れ湯気立ち上る浴槽から湯を救い掛け湯をして先ず風呂に浸かり暖かさに瞳細めつつ一息吐いて気持ち落ち着けるも相手が元より冷静な性格で基本動じない事は理解して居たつもりだが普段と何ら変わらぬ態度に「可愛くねえヤツ、」と思わず呟き洩らしてしまいながら後に相手の気持ちに加え雰囲気も何も無視をした己が言えた義理では無いかと身体を洗って気持ちを切り替えるべく少しして湯船から上がって/)
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