理事長 2013-08-12 18:50:00 |
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榊
え?えーとー、んじゃ、失礼します?
(急な言葉に目を丸くし戸惑い、一つ瞬きをして隣に行く事を決心し。口調は軽いが内心割りと緊張していて。そのせいか20cm程の間を空けて座り、先程置いたまま忘れていた弁当と水筒を引き寄せて
日向
どーぞ。(どこか緊張した様子の相手が気になり、ちらりと表情を窺って。しかし視線は正直なようで直ぐに上へと移動し黒髪をつい見詰めてしまい)
榊
……ん?俺の頭に何か…あ、寝癖か
(弁当を食べようと包みを開けていると隣から視線を感じ、それを追うとどうやら自分の頭に向いているようで。相手に問う途中、今朝も髪をいじらなかった事を思い出し、目線を上に向けてそう言い
日向
お、俺が直す(相手の髪を見る限り寝癖は見当たらないが、ただ黒髪に触れたい一心のために嘘をつき手を伸ばして。そっと触れるなり幸せ噛み締めてるのか口元は情けなく緩み)
榊
お、おう。ありがと
(あまり知らない、ほぼ他人と言っても良い間柄の人に髪を触られるのは初めてのため少し緊張していて。しかしそれも気持ち良さで段々と緩和していって。相手を窺う余裕ができ、そっと顔を覗き込めば緩んだ口が見え、不思議そうにう首を傾げて
日向
あー…やべェ。触り心地抜群だし…なんといっても黒髪な、黒髪。艶やかで…クソ、最高すぎる…!(暫く触っていたいが流石に不審がられるだろうと名残惜しいそうに手を離し。しかしその間に明らかに不審がられる発言を興奮気味にしていて)
榊
思ったより変人だった…
(相手の発言で口が緩んでいた理由は分かったが、内容はそんな事を吹き飛ばす物で。あまりの衝撃に、相手に触られていた間中目を見開いたまま固まっていて。漸く解放された時、噂に聞いていたより変だったため思わずそう洩らして
日向
んァ? なんか言ったか?(幸せな表情浮かべて余韻に浸っていたため相手の言葉を聞き逃してしまい、はたと我に返ると顔を覗き込み尋ねて)
榊
べ、別に!そんな事より弁当食べようぜ!な?
(間違ってはいないが失礼な内容のためとても相手には言えず、首を横に振って必死で否定し。慌てて話を逸らそうと自分の周りを見、そこにあった弁当を掴んで早口に言い
日向
…ああ、昼飯のことすっかり忘れてたわ(不自然に話題は切り替わったものの、追求することなく食べかけのパンを千切って口に含み。味わいつつもうひと欠片千切れば相手に差し出し「なあ、少し味見してみねェ? シークレット味だって」と)
榊
シークレット!?そのなのあんのか!
(上手く誤魔化せた、と一安心して弁当を食べ進め。相手に声をかけられればそれを受け取り、お返しに卵焼きをもう片方の手で相手に差し出して。普段行かないため売店の物には疎く、物珍しそうにそれを見詰めていたが、、面白い事なら何でもする、がモットーの人間。何の躊躇いもなく笑顔で口に放り込み
日向
ある。(まさかお返しを貰えるとは思っておらず嬉しげに受け取るとそのまま一口で食べて。驚く相手に深々と頷けば視線を空へ向け、納豆やスイカ、チョコが混ざり合ったような奇妙な味のするシークレットパンの味を思い出しながら「はっきり言ってマズイけどな」と食べた感想を述べて)
榊
うん、なんと言うかこれは……マズ過ぎ
(相手が食べたのを確認して箸を下ろし、パンを咀嚼していって。笑顔なのは変わらないが、一噛みする毎に顔色が悪くなっていき。相手が感想を言ったがのが聞こえたが既に時遅し。マズかったが全部飲み込み、「もっと早く言え!」と涙目になりながらお茶を流し込み
日向
先に言ったらぜってェ食わねェだろ?(案の定の相手の反応に笑いを零すと、まだ4分の1は残っている手元のシークレットパンに視線を落として。どうしたものかと考えるも捨てるのは勿体なく、「午後保健室行きになりそうだ」と苦笑漏らしつつ食べていき)
榊
……いや、食うな
(少し考え、それなりの覚悟をして食べるだろう、と結論が出たので神妙な感じで言ってみて。神妙になった理由はなんとなくだが、相手はそんな事気にしないだろう、とマイペースに口直しがてら弁当を食べ。相手の言葉に箸を止めて顔を引き吊らせ、「病院送りにならねーようにな」と半分本気の軽口を叩き
日向
…マジか。さすが、黒髪。(不味いと知りながらも食べるという相手の度胸に関心するが、口からは出た言葉は一応は褒め言葉だが意味不明なもので。最後のひと欠片を口に突っ込んで無理矢理飲み込めば、どこかげっそりとした顔で「入院したら見舞いに来てくれんだよな?」と)
榊
え、黒髪?流石日向、じゃなくて黒髪?
(褒められている良く分からない言葉に、先程までの様子を崩して相手の方を向き、意味が分からない、といった風に上記を述べ。完食した相手に尊敬の眼差しを向けて拍手をし、気休めにでも、と相手の隣に水筒を置いて。相手の台詞に、周りに人がいないか確認し、言葉の向けられた先自分だと認識して、「え?なんで俺が?」とキョトンとして言い
そ、黒髪。黒髪も日向もイコールで繋がってるし。(力強く頷けば置かれた水筒に気付いて有り難く受け取り、口内の気持ち悪さを洗い流すようにお茶を飲んで。逆に質問を返されてしまえば「お前が顔出してくれるだけで俺のボルテージが上がって回復が早まるんだよ」と相手の顔でなく明らかに髪を見ながら言って)
榊
待て待て待て。色々おかしいぞ
(両の掌を相手に向けて押し止めるようなポーズをし、万が一、耳が変になった可能性を考えて耳を叩いたり揉んだりして。相手の言葉に嬉しくなり顔を明るくしたが、相手の目線の向きに気付けば一転して不機嫌になり、「黒髪のヅラ持ってけばいーじゃん」と素っ気なく言って苛立ち紛れに白米を口一杯に押し込み
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