主 2013-08-07 21:36:07 |
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>頼
…降りよう、見たところあの人達も船から難破した人みたいだし。きっと、私達と同じで困ってる。
(腰を相手の男らしくがっしりとした腕で支えられていても下を覗くために身を乗り出す際にはもう少し安定感があった方が安心するのか、相手の首に腕を引っ掻けるようにして掴まりながらそっと眼下の風景に目を向けるとどうやら音の主だったらしい二人の人間が目に入り。一先ず今正に生命の危険が迫っている、という訳ではないことが分かりほっと息をつくとそちらに視線を向けたまま彼の言葉に返事をして。見たところ所持品もなく体一つでジャングルを歩き回る様子は自分達と同じ、ならば恐らく同じくして船から難破してしまった乗客の一部だと仮定でき。仮定が正しいのであればここは彼等と協力するのが一番の得策、彼等が行ってしまわぬうちに声を掛けねばと思い木から降りるべく彼にぎゅっとしがみつくと「…頼、お願い。」などと呟き。その言葉を伝えればジャングルを歩く二人の男女の姿を見失ってしまわぬようにちらりと視線を送って。)
(/そうですか、それなら良かったです!ではこちらも頼君が降りてくれるであろう次くらいからallレスを投下させて頂きますね。)
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