大梛 冬希 2013-07-05 20:15:41 |
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っ...しない。
(顔を逸らすも眉間を突かれればその場所を抑える。睨むように相手を見遣るとすぐに顔を逸らして。放課後にする、と言う相手の発言を俯き隔たてた本に額を当てながら上記を告げる。「そういう事ばっかして欲求不満なのか。」と顔を顰めて)
欲求不満ていうか…冬希不足。
(相手の拒否の言葉にも慣れているのかヘラヘラとした笑みで対応して。顔を顰める様子にも笑顔を返してはサラリと何でもない様に上記を言ってのけて。チラリと相手を横目に見遣れば「それに冬希かて満更やないやろ?」なんて適当な本を本棚から抜き取りつつ問うては反応伺って。
な、に言ってんだ。
(先ほど彼が閉めたカーテンが風で靡き当たってこれば鬱陶しそうにカーテンを抑える。相手の言葉を聞取れば照れくさそうに上記告げ。暫し相手の行動を見てると何時もと少し違って大人しく本を読もうとしている彼の襟元を掴んで引き寄せると唇に口を付けて触れるだけのキスをし。「少し言い過ぎたのかもしれない。」と今までの自分の言葉を思い出しては反省しているように呟き)
たまにはエロい事以外も言ってみよかなーて。
(照れ臭そうな声音を聞けば続いて照れそうになり何とか耐えるべく何時もの様に馬鹿な軽口をたたいてみて。場所が図書室だからだろうか。何と無く静かにしてみるのも悪くないと本を眺めていれば掴まれた襟元。引かれるがままに体を傾ければ不意に触れた相手の体温。口付けされた、と気がつくには数秒の時間を要して。「…は、ぇ?え?え、えぇ!?」自分からキスするのは慣れていたものの相手から、という事は珍しくその上唐突だった為か動揺した様に口許を抑えるも相手の反省した様な呟きを拾えば口付けの訳を察したのか優しく抱き寄せ「大丈夫やで?…それより嬉しいわ」と耳元で囁けば首筋に額を押し付けニヤける口許を隠して。
こんなことで嬉しいのか、
(さっきまでくっつくな、とか色々と相手に触られるのを拒んでいたものの今となっては拒もうとは思わず。大人しく抱き締められると己の手を彼の背中へするりとまわす。「もしかして照れてんのか?」いつもの様子と違う相手にくすくす、と笑みを洩らす。気付けば図書室の静かさはあまりにも圧倒されるような雰囲気で黙ってしまう。)
当たり前やん、好きな人から不意打ちのキスなんて男のロマンやで。
(背中に回った手にさらにだらしなく口許を緩ませ乍ら軽口を叩く様に前記を述べて。くすくすと云う笑い声が耳に届けば少し気まずそうに身を攀じれば「そ、そんな訳ないやん。」なんてバレバレな嘘をついては「…驚いただけや」と付け足して。「…冬希、」小さく名前を呼んだかと思えば相手の背中をツツー、と指でなぞってみて。
何なんそれ、
(男のロマンでもないだろう、と相手の発言を馬鹿にしたような口調で上記告げる。照れてないという相手の嘘に「はいはい、」と。こんなことで照れるなんて彼のキャラじゃないと意外な事に少し笑う。「..っ、」名前で呼ぶな、とでも言いたげな顔を相手に向ける。しかし背中へ指が滑らせられればぴく、と肩を揺らしてしまい。不意に見えた時計に「深田、チャイム鳴る」と相手を押し離す)
まぁロマンで言ったら他にもあるけど…。
(きっと彼の頭の中は今ピンク色の想像で埋め尽くされているのだろう、口元をだらしなく緩ませる。返ってきた返事に何時もの調子を取り戻しつつあるのか、「あ、そんな素っ気ない対応しよって。あん時は可愛らしかったのに。」なんて意味深な発言してはニヤニヤと笑ってみせて。「肩、跳ねたけどよかった?」相手の反応ににや、と笑みを浮かべては耳元に口元を寄せては問うてみて。チャイム鳴る、なんて事を言われれば「野暮やなぁ、恋人と居るんにチャイムの心配かぁー…」とぶつくさと文句を言い乍らも離す気は無い様で。
うるせ、思い出すな。あほ。
(自分にとっては思い出したくないような恥ずかしいことを彼は言っているのだろう、軽く彼の頬をぺしぺしと叩く。身体が勝手に肩を揺らしてしまった為相手におちょくられると眉間に皺寄せ「跳ねてない。寒気がしただけだ」と誤魔化して。こんな暑い日に寒気がすることすら可笑しいことなのだが自分はそんなこと考えておれず。「チャイムが鳴ったら皆ここにするだろう、」と未だに離れようとしない彼を無理矢理引き剥がす。)
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