あ・・、やべ、寝てた・・。(親父の書斎の椅子に座って読み物を読んでいたつもりが、気付いたら寝ていた様だ。パタン、と小さな音を立て部屋を出れば廊下を歩いて自室へと戻る。隣の部屋から明かりが漏れていない、ということはきっと何処かに出たのだろう。特に気には止めず覚めた眠気をどうするかと考えて)