主 2013-06-14 18:19:26 |
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それじゃあ、達者でやれよ。
(腰の刀に肘を置くと相手の頭から手を離してそう言うと林の方に入ろうと相手に背中を向け鈍感な為相手の顔が赤いのにも気付かず)
だから、そっちでもありませんって!
ほんっとうに分からないんですね、港の方角!
(またも全力でつっこめば先程までの照れとは一変し呆れ顔をして)
こっちもちげーのかよ!
まぁ、良いか。
町を一周すりゃあどっかでぶち当たるだろ。
ふぁ~っ!
(と言い出して歩きつつ少し歩いたらある大木の所に寄り掛かって)
って、寝るんですか!?
…どこまでマイペースなんだろう;
(相手のペースにすっかり飲み込まれ大木に寄り掛かる相手を呆れ顔で見てはぽつりと一人呟き)
アイツ見てるみてぇだな。
まぁ、アイツは俺より強かったがなぁ。
全く、無駄に気分が良いぜ。
(おい!と相手に声を掛けると手招きして来いと合図して)
テメェが俺に追い付く時はもう俺はその場所にはいねぇだろ。
一杯、付き合え。負けた罰ゲームみてぇなもんだ、さっきのよりは出来んだろ。
(酒瓶を一つ投げ渡すと立て膝を付いて座り木に寄り掛かって自分の酒瓶を持って)
お酒、ですか?
いいですよ、お付き合いします。
(相手の申し入れに一瞬きょとんとするも、すぐに承諾し隣にちょこんと座っては「あ、スモーカーさんには内緒で…」と口元に人差し指を添えながら言いにくそうに口止めし
俺があのケムリ大将とこんな座ってチクる時間があるかよ。
(酒を開けて飲むと星空を見上げて相手の心配事を肯定すると首をコキッと鳴らして)
うちの船長じゃあるめぇ、まずねぇよ。
テメェ眼鏡落としたり、ドジは抜けたのか?
(そう相手に聞くと笑いながら酒を飲んで口元をぬぐい)
ドジって、私そんなドジじゃ…あ、いや…
(食ってかかろうとするも、思い当たる節があるらしく途中で言葉に詰まれば額の眼鏡を少し触り、誤魔化すように「私にもください」と酒を要求してみて)
えっ、あの……いや、何でもないです。
いただきます。
(間接キスに一瞬戸惑うも、特に意識することもないだろうと自分に言い聞かせてぐいっと勢いよく酒を煽り)
お、よく飲むじゃねぇか。
まぁ、その酒たけぇからな、ナミの交渉がめんどくせぇが。
(相手の飲みを誉めると交渉の所で嫌そうな顔をして自分の白い刀、和道一文字を手に取って)
た、高いんですか?
飲んじゃった…
(相手の言葉に少し焦って手元の瓶と睨めっこし難しい顔をして。ふと相手が刀を手にしたのを見れば不思議そうに見つめ)
構わねぇよ、船に戻りゃあまだある。
この刀はお前にそっくりなヤツの形見だ。
最後の日に似てる気がしちまってな。
(相手の困り顔を面白そうに見て、そう言うと白い刀を置いて空を眺めて)
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