生徒会長 2013-03-09 22:19:34 |
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でも会えない時間が増えてきて、
距離が広がってしまっているようで。
きっと俺が此処に来る事はもう無いだろう。
最後はちゃんと話して別れを告げたかった。
けれど、面と向かって話すとなると
決心が揺らぎそうで、弱い俺には無理だった。
弱くて、御免な。俺を恨むかもな。
言葉も交わさず逃げるように離れる俺をきっと恨むだろう。
それでも良い。
もしこれを見た時恨んでも良い。俺にとってはその方が楽だ。
愛している相手に会えない状態で想われ続けるより、
恨まれた方が俺も楽になれる。
俺は愛しているからこそ此の選択をした。
想い出を過去になんて出来ない。
愛して"いた"なんて過去の話にする事なんて一生出来ない。
今だって"愛している"から"愛していた"なんて一言も言えない。
でも直接言わずに離れていく俺を竜は恨むんだろう。
それは覚悟の上。だから愛するより恨んでくれ。
そして新しい相手を見つけて幸せになってくれ。
それが俺の願いであり頼みだ。
最後まで弱くて、卑怯で、自分の事ばかりで御免。
それでもずっと愛してる。
此の気持ちだけは変わらない。
初めて此の感情を教えてくれた君にしか、
愛しい気持ちを感じる事は出来ない。
竜?
竜は幸せになってくれよ。
俺を恨め。1番良いのは俺を忘れる事。
俺が離れるのは自分が弱いから。
竜と此れから一緒にいれるような人間には
今もこれからもなれないから。
だから竜が悪いんじゃない。
俺が離れる事で自分を責めるような事はしないでくれ。
有難う、感謝してる。
俺は一生竜を愛し続け、竜に感謝し続けるだろう。
本当に有難う、愛してる。
そして...さようなら。
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