七瀬 莉愛 2012-12-12 15:21:15 |
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☆ 創作シナリオ ☆
内容…海場3年2人の入寮前入学式エピソード 原案・修正 松崎 夏希
構成・加筆 七瀬 莉愛
※笠松先輩視点のお話となっております…始まるよ!
入学式当日朝、少し早めに登校していた俺は頬杖をつき、横目に窓の外を見下ろしていた。
視線の先は新しい生活に心躍らせる新入生…1年だ、あぁ…今年はどんな奴が来るのか…
「おぉっやっぱりお前も気になるよな!どんな可愛い子が来るのか!特に海常!」
「ならねぇよ、つかそんなん俺らには関係ねぇだろーが。」
「…行事とかあるじゃないか!もしかしたらマネージャーとか!」
どうやら口に出していたらしい…思わず眉を顰め、溜息をついた…厄介な奴に絡まれちまったぜ。
森山 由孝…奴は俺の机に手を付き身を乗り出して…目なんか輝かせてやがる。
はっきり言おう、うざい。
「あー…そうだな、はいはい…」
「なんだよ連れない奴だなー…女の子がいるだけで俺のシュート率100倍だぞ!?」
「多すぎるわ!?てかおい、それマジで言ってたらシバくぞオラ!?」
ガタリ、と勢いよく立ち上がり言えば颯爽と逃げていく森山…
しかも大人しくするどころか女子に話しかけてやがる…マジでシバく。
そう決めれば、再び席に着き窓の外に目を落とす…既に大半の生徒は居なくなっていたが。
その後、担任が入学式の説明をしていたが俺はぼんやりと外を眺め続けていた。
「…3年生はそろそろ移動を始めてください」
話も終わり皆が自由にし始めた頃、学年主任がそう、回しに来た。
席に着いていたものはガタガタと席を立ち、元から立ち話等していた者も廊下へと移動し始める。
俺もこの時には既に立ち上がっていたが、ふと、窓の外に目を向け、思わず笑みがこぼれた。
「笠松ー?何してんの、皆行っちゃったけど。」
そのまま少し立ち止まっていれば聞こえた森山の声に振り返り歩き出す。
「おー…今行く…ってか…はぁ!?ちょっとくれぇ待てないのかよ俺のクラスは!?」
「俺は待ってたぞ、そしてお前結構長く止まってた。」
「うるせぇっ、テメェも早く言いやがれってんだよ!あぁ…チッ、行くぞ!」
そう言えば勢い良く森山の頭を引っぱたき走り出す。
すれば遠くから聞こえる「廊下は走るな!」というセンコーの声にまた笑みがこぼれた。
あぁ、これじゃさっきの1年と変わらねぇじゃねぇか、なんて思いながら。
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(こら!新入生遅刻だぞ!)(廊下は走るな! …森山!)
((スイマセェェェェェェェッン!))
さっきの1年ってのは窓の外見て笑った理由の遅刻して慌てて走っていった1年ですよね。
…上記のオマケで分からなかったらの場合のため補足!!…黄瀬か…?←
と、いう事で執筆莉愛たんなのでした、え?なっちー?…書くの面倒だし誤字脱字心配なんだと。
…結果、色々書いてるうちに話少し変わったけどいいよね!←
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