黒バスなり茶でー…番外編！

…。(駆け下りていく相手の姿に、首元には相手の温もりが残ったﾏﾌﾗｰが。悪態つく口も今回ばかりはﾎﾟｶﾝとだらしなく開いたまま。些か思考回路が止まりそうな中で手を振り返しながら、「…あいつが女子にﾓﾃる理由が分かった気がすんな。」と苦笑混じりにそう一言静かに呟いて。自分のﾏﾌﾗｰを手に持ちつつ、一度ﾊｧｰｯと大きな息を吐けば「ｯし、もぅ１回願掛けして帰っか。」と、もぅ一度鐘の方へ。

取り敢えず黄瀬が元気そうで何より…っと。(首元のﾏﾌﾗｰを気にしつつ、もう一度賽銭箱の中に５円玉を入れて、鐘を数回揺らし、ﾊﾟﾝﾊﾟﾝと手を叩いて瞼を閉じる。
…これからも海常の奴等が笑って１年過ごせますように。(瞼を開けて、「つか、海常というより、寮の奴等全員だな。」とﾆｯと笑って社の中の神仏に目を遣る。その神仏を数秒眺めてから背中を向けて、
帰るか、寮に。(ﾋﾟｰｸ時までとはいかないが賑やかな神社の階段を下りていけば、寮への帰路につく。/お出かけ終了!!皆様有難う御座いました!!