七瀬 莉愛 2012-12-06 19:05:09 |
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火神>
バッカ、こういう上下関係学んどかねーと、本当にただのバカになるぞ。(ハァーと溜息をつけば持っていた月バスを丸めて相手に突き付ける。「って、なんで俺がお前にこんな事言わなきゃなんねーんだ。」とハッとなれば丸めていた月バスを元に戻して頭を掻く。
-―…うおぉ、莉愛様ごめん(すれ違い申し訳なさそうに眉下げ両手を合わせれば独り言がてらポツリと呟いた後、チラーっと扉から再び顔を覗かせ「黄瀬涼太只今帰還したっスよー…」なんて頬掻き苦笑、ヒラヒラーっと隻手を揺らし再入室。)
黄瀬>
…、悪ィ…、さっきのスゲー面白かったぞお前等。
(そろそろと入って来た相手に思わずククッと笑い声が零れてしまい、口元を手の甲で抑える。先程の状況がなかなかに面白かった様で、小刻みに肩が揺れる。
うええ!?酷いっスよー!!何笑ってんスかー!(もー、なんてあからさまに不貞腐れた表情を見せながらも、相手の笑顔へ何故か自分までつられそうになる。傍へ駆け寄るなり「美しい友情ってヤツっスよー!指ポキしかり!」と自分の手をグーパーさせつつしゃがみ笑う様を眺めて)…にしてもセンパイ御久し振りっスねぇー(ホクホクとした表情にて頬杖付ニっと笑い)
>笠松先輩、
黄瀬>
いや、だって、なんだその、…お前等なんか、似てるな。w
(まだ止まらない笑みを堪えようと、眉を寄せながらも口元が弛んでしまう。駆け寄ってくる相手を見るなり何処か莉愛に似ていると思えば、思っていた事がそのまま口に出る。
おー、久しぶり。…つか、ンなニヤついてんなよキモいぞ。
(軽く頷くも相手の表情にズバッときつい言葉を突き付ける。が、「まー、取り敢えずお疲れ様。」と、会ったら言おうと思っていた言葉を些か視線逸らしながら呟いて。
――Σ…なー…んんー?(相手の発言へどう反応していいのやら、僅か表情を引きつらせつつ腕組み首をグイーっと捻らせる。暫く黙り込んだ後あ!っと思いついたように顔色を明らめては何故か得意気に「主人と犬だから似るんじゃないスかね!」と。←)
あはは、すんませぇん(今はこの辛辣な言葉でさえ嬉しいの範囲内で。だらしなく腕を伸ばしながら相手の様子を伺う。続いてかけられた言葉へ益々嬉しそうに頬を緩めれば「俺スゲー頑張ったんスよー」なんて、笑いかけ自分の腕へ頬を乗せ)
>笠松先輩、
ブフッ…か、火神っち頑張れ!!はいはいっ、お疲れ様っスー!おやすみー(口元を抑えれば笑いを堪え隻手ヒラヒラー)
>火神っち、
黄瀬>
おぉー、スゲーこと言うなお前。wふーん?お前からは莉愛が犬っぽく見えてるって事と、お前が犬として自覚してるって事か。
(この男は自分が何を言ってるのか分かっているのかと、些か意地悪な表情を浮かべながら「なるほどな。よく分かったわ。」とウンウンと小さく頷いく。
ッたく、どんだけ緩い顔してんだよ、モデルの仕事が減るぞ。
(普段なら頭を叩いてやるところだが、相手のその弛みきった表情には呆れ笑しか出ない。
頑張ったお前に、俺から一つ報告があんだけどよ。聞くか??
(内心その弛んだ表情のままで居させたかったが、このまま甘えてはいけないと自分に言い聞かせては相手から顔を背けて視線だけを向ける。
そうそう犬としてー…ッゴホ!って違うっス!Σ珍しくツッコまれないと思ったらそういう事だったんスか!!(腕組みフフフと得意気に頷きかけるもよくよく考えると相手の言うとおりで。慌て数度咽せ返れば不貞腐れ「先輩の鬼!酷いっスよー」なんて。)
んー、今だけ(いつもの鉄拳が飛んでこない事へ不思議そうに頬を掻く。何かしてしまっただろうか、なんて考えつつ相手の声へピタリと動作が止まる。目が合うなり小さく笑い「ご褒美っスか?」と首を凭れドサっと床へ腰を下ろし、)聞きます(そういって瞳を細め強く頷き)
>笠松先輩、
黄瀬>
バカ、お前が言ったことを分かりやすく要訳してやっただけだろ。
(鬼と言われれば相手の頭を軽くバシッと叩いて、お前が墓穴掘ってるだけだと小さく笑う。
ご褒美、じゃねーけど、…まー、簡単に言っちまうと、俺が此処を卒業するって話だ。
(床へ腰を降ろす相手に些か驚きつつも、その眼を見れば今更言うのをやめる事も出来なくて。ハァーと長い息をつけば些か眉を寄せながらも真面目な顔で、「3月いっぱいで此処を出る。」とハッキリと相手に告げる。
っ!っつー…そこはせめてフォローして欲しいっス…(いてて、なんて後頭部を抑えながらプスーと膨れ呟くも、元はと言えば自分が蒔いた種なのだと耳垂らす子犬のように肩を竦ませて。)
―――…ぁ、ええと(言葉はしっかりと聞き取れたものの、それを脳内で整理することが出来ない。急な喪失感に襲われたからだ。此処を出る、というのが一番頭に響いていて、聞き終わるなり先程の表情とは一変し瞳を見開き、眉下げ勢いよく頭を下げる。前々から感づいては居たけれど相手の口から直接言われると本当なんだと理解できてしまって何故だか目頭が熱くなってしまう。口へ手の甲を押し付けながら暫く黙り込むと小さく口を開き「…っスよね、やっぱ、出なきゃなんねーんだ」と眉を寄せ細々と呟く。)
>笠松先輩、
黄瀬>
(相手の反応が予想の範囲内だったのか、特に此方は驚くこともなく、ただ相手の頭を強引にワシャワシャと掻き乱して「ンな顔してんなよ馬鹿。」と、一言添える。しかし本音のところはなかなかに辛いもので、気を弛めてしまえば涙も出るかもしれないが、主将としての意地とプライドでなんとかそれを拒みつつ、唇をキュッと結ぶ。
俺は自分の将来のために前向いて頑張ってくんだよ。お前も頑張って、俺を見返すぐらい強くなれ。
(撫でていた手を止めて「だから顔上げろ、エースだろ。」と、止めていた手で再度相手の頭を軽く叩いて小さく笑う。
っお、わΣ…でも、(撫でる手つきがいつもと全く同じもので、それが余計に悲しくなってしまう。でも、と眉下げ言葉を紡ごうと口を開くも相手の様子から今何を言うべきかを察したのか、開いた口を結び直す。自分へ向けられた言葉一つ一つを聞き入れると同時に、堪えきれず涙が頬を伝って。ギリ、と奥歯を噛み締め嗚咽を抑える。)
あはは、ホントっスね。こんなんじゃ先輩みたいになれねーや(強く瞼を擦り相手につられニっと笑い返せば「――っ頑張って下さい。俺もいつか追いついてみせるんで!」と微笑み拳を相手に向け)
>笠松先輩、
黄瀬>
その言葉信じてっからな。
(追い付いてみせるという相手の言葉にいつもの鋭い眼を向ければ口元を弛め、此方に突き出された拳に自分の拳を軽く合わせる。そこで相手の頬に涙が伝っていることに気付けば、「おま、泣くなよ馬鹿。」と、些か驚きつつも呆れ笑いで相手を見遣る。
勿論!ドーンと期待してもらっても良いっスよー!!(交わった拳をギュっと強く握りしめればにひひ、と得意気に笑って見せる。が、相手の指摘へ表情歪め勢いよく天上を仰ぎ見て「泣いてないっス!!ただの汗っス!」なんて、ゴシゴシと乱雑に目を拭いながら笑い飛ばす。)
>笠松先輩、
黄瀬>
ッ、…っ馬鹿。
(唐突に拳を強く握られれば眼を些か大きく開いてキョトンとするも、それでも強がっているようにも見える相手のその笑顔に思わず上記の言葉を囁いて。握られた拳を強引に此方側へと引き寄せてやれば、小さいながらも相手をしっかりと抱きとめる。
本当に馬鹿だな。そんなんだから、そんなん、だから…、ッ、
(本当は言うつもりもなかったし、主将として、言いたくもなかったが。それでもこの月で会えなくなるのかと思えばプライドさえも跳ねのけて、言葉だけが零れていく。「…好きになっちまっただろ。」と、抱き止める腕に力を込めてそう呟くと同時に相手を引き離して顔を背ける。
言い逃げみたいだな、これじゃ。(顔を背けたまま動揺を隠すようにそう呟けば「悪かった。」と、最後の最後に良い主将を貫けなかった事を謝罪する。
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