それぞれの恋愛模様

冴本>

そ、そう…か。あの冴本が、俺を…。普段は罵ってばかりだったのにな。
(受け入れられた、そのことを自覚すれば途端に顔を紅く染めて。不安げに見つめる貴女の頭を優しく撫でやり。

＞竹宮
わ、私だってまさか貴方を好きになるなんて思ってなかったわよ…！けど…ここ最近貴方の事ばかり考えちゃって……（撫で受けながら俯いて心のうちに秘めていた想いを思わず口にしてしまい言い終わってから顔が真っ赤になって

冴本>

お、俺のこと…ばかり？そ、か…それは嬉しいな。
(その言葉を聞いて顔を紅くしたのはこちらも同じで。貴女が顔を紅く染めている姿を見れば愛おしさから、つい抱き寄せてしまい。

＞竹宮
っ…い、今のは違うの、そうじゃなくて、その……！（ハッとすれば少し慌てた様子で言葉を訂正しようとするも相手に抱き寄せられれば驚いて言葉を失くし

冴本>

…俺も、最近はお前のことばかり考えていたよ。って、あ!すまん!
(訂正させまいと、こちらも貴女と同じことを考えていたと告白し。言い終えれば今更抱きしめていたことに気づいて、慌てて身体を離し。

＞竹宮
え……、だ、大丈夫、少し吃驚しただけだから…（相手の言葉を聞いて益々驚くも身体を離されればなるべく平常心を装い

ごめんなさい、落ちるわね

冴本>

…あ、と。俺達、恋人同士に…なったんだよな。不思議だな、あの冴本と恋人なんて。
(普段罵られていることを思い出せば、クスりと思わず吹き出してしまい。

ああ、了解。またな。

………（教室で一人そわそわしていて←

………おい。トイレなら早く行けよ。
(後ろのドアから現れた彼は、一人そわそわしている貴女を発見。見当違いな発言をして。←

………（怒りマークを浮かべれば相手に向かって教科書投げつけ∑

あだっ⁉お、い…こら!何しやがる⁉
(顔面に減り込む教科書。あまりの痛みに涙浮かべ。←

貴方がいきなり失礼な事言うからでしょ。（相手の近くに落ちた己の教科書を拾いに行こうと相手に近寄り

そりゃ、悪かったな。でもいきなり教科書投げつけられるとは思わなかったわ。
(教科書拾って、貴女に手渡し。次いで貴女の頭をポンポンと撫で。←

…それは、ごめん……（ボソボソッと言い
…ありがとう。…！な、何よ？（手渡された教科書を受け取れば小さくお礼を告げ、頭を撫でられれば少し驚きながら赤くなり

……え、あ…ああ。素直に謝られるとは思わなかったわ。
いや、一度やってみたかった。可愛い反応だな。(くく、と笑い零しながらも頭を撫でることは止めず。貴女の反応眺めて。

…そう。
う、うるさいっ、いい加減撫でるの止めてよ。（少しムッとしながら言うと相手の手を掴んで自分の頭から離そうとし

分かった。冴本が止めろって言うんならそれに従うよ。
(拍子抜けするほどあっさり貴女の頭から手を離し。それから自分の席に戻ろうと。

…え、ええ……（意外にも相手があっさりと止めたので少し驚くも俯き気味に返事をすると自分も席に着こうと歩き