それぞれの恋愛模様

冴本>

な、なにも…。あーと、珍しいな、冴本が居眠りなんて。
(視線を泳がせながら、話題を逸らして誤魔化そうと。

＞竹宮
居眠り…？………っ…！貴方、いつからそこに居たの！？（ゆっくりと小首を傾げ暫し間を置くと自分がいつのまにか寝ていた事に気付き、今更な事を聞いて

冴本>

は？いや、結構前から…。ちなみに寝顔もばっちり見ちまったぜ。寝てる時は結構可愛いんだな。
(何を今更、と呆れるも貴女の慌てようににやりと口角上げ、普段は言わないような恥ずかしい台詞口にして。

＞竹宮
け、結構前って……み、見たのね…！なっ……！（相手の言葉一つ一つに対し普段は見せないような焦った様子でいて最後は顔が真っ赤になり

冴本>

なんだよ、お前だって俺が居眠りしてる時寝顔見たんだろ？おあいこじゃないか。ま、頭を撫でたりしちゃったけど。
(机に腰掛けながらそちらに目線送れば、普段のクールな貴女からは想像できないほど慌てていて。それが妙に愛おしく感じたからか、黙っていようと思っていたがついつい余計なことを口走り。

＞竹宮
うっ……それは、そうだけど…。……え？頭を、撫でた…？（相手の言っている事は最もな為何も言い返せず俯き気味になればボソボソッと言い、相手の最後の言葉が聞こえれば驚き顔を上げると同時に片眉をピクッと動かして

冴本>

……あ、マズ。えっとな、冴本。今のは冗談だ。
(余計なことを口走ってしまった。今更ながらそのことに気づいて、急いで訂正するが既に後の祭り。片眉上がったことを確認すれば少しづつ貴女から距離を置き。

＞竹宮
マズ、って何よ？…今のが冗談？私にはそんな風に聞こえなかったんだけど。（ツカツカと相手に歩み寄りながらムッとした表情で言い

冴本>

いや、その…お前が可愛かったから、ついな。
(追い詰められれば観念したかのように、正直に話し。しかし恥ずかしさから赤くなった顔を反らしつつ。

＞竹宮
っ……な、何言ってんのよ………貴方、最近可笑しいわよ…（再度顔が真っ赤に染まれば視線を逸らして小さく呟き

冴本>

……そうかもな。この際だから言うけど、俺…お前のこと好きだ。
(今のこの雰囲気に身を任せ、彼は貴女に視線を送りながら上記のような告白。恥ずかしさから顔は今までに見ないほど真っ赤で。

＞竹宮
って、そこ認めるのね…。…えっ……！？い、今…何て…！？（少し目を細めるも思いもよらない相手からの告白に驚き過ぎて目を見開き先程よりも顔が真っ赤っかになればもう一度聞き返そうとし

冴本>

お、お前はこんなクソ恥ずかしい台詞を何度も言わせる気かよ!あー、もう。何度だって言ってやる!お前が好きだと言ったんだ!
(もう一度尋ねられれば頭ガシガシと掻き乱し、それから貴女に真摯な視線送れば口から出たのは先程よりも大きな声での告白で。

＞竹宮
ご、ごめん…だって、夢かと思っちゃったのよ……っ…わ、分かったわ、分かったから…！（未だに顔が真っ赤に染まりつつ呟くように言うと、相手からもう一度大きな声で告白されて思わず少し瞳を揺らし

冴本>

……あ、と。その、返事は今すぐじゃなくても構わない。いきなり言われても、直ぐに返せないだろうしな。
(冷静に振り返ればかなり恥ずかしいことを口走っていたな、と顔が羞恥で染まり。それでも告白した以上、伝えるべきことは伝えようと。

＞竹宮
………ううん、今言うわ…（顔が真っ赤になりながらも少しずつ落ち着いてきて一度深呼吸をすれば微かに震えた手で相手の服の裾をきゅっと掴み

冴本>

……ああ、分かった。それじゃあ…返事を聞かせてくれ。
(服の裾を掴む貴女の顔を覗き込み、静かに深呼吸をして。内心、かなりドキドキしているが同時に不安にも苛まれ。

＞竹宮
え、ええ……わ、私も…貴方…竹宮の事が、好き…（小さく頷き相手の瞳をしっかりと見つめながらも真っ赤な顔と消え入りそうな声で自分の想いを伝え

冴本>

……は、え？本当、か…？
(貴女のその言葉が素直に信じられなかったのか、放心状態でもう一度聞き返し。念のために自分の頬をつねり、夢かどうかを確かめて。

＞竹宮
ほ、本当よ…夢じゃないから（相手を見上げながら瞳を揺らして僅かに声が震え