( 殺戮の天使 / NL / ｻﾞｯｸ募集 )

ん？ああ大分歩いたから流石に俺も疲れたな(もう一度欠伸をしながら今まで探索してきた事を思い出すとかなり歩き回っており少しウトウトしそうになりながら答え

ここで寝たら風邪引く…。…眠れる場所、探してくる。 ( 冷たく硬い床で寝てしまえば、体が痛む上に余計疲れてしまうだろう。ﾍﾞｯﾄﾞとまではいかなくても、ｿﾌｧのようなものがﾌﾛｱにあればいいのだが。兎に角一人で探しに行こうと立ち上がり。 )

あ？馬鹿かお前1人で行ったら何があるかわかんねぇだろが(1人で探しに行こうと立ち上がった相手を見て彼女1人で行かせるといざ何かあった時自衛方法が無いので死んでしまうのではと考え自分も行こうと立ち上がり

あ...、そっか。...ごめんなさい。ありがとう。 ( 確かに彼の言う通りだと言わんばかりに頷き、少し落ち込む気持ちを表すように眉は僅かに下がって。礼の言葉を付け足せば、あまり彼から離れないようにと、相手の服の裾を軽く掴みながら歩を進めていき。 )

あー…まあ、良いけどよ…(歩きながら服の裾を掴んでる相手を見て普段なら気持ち悪いと思うだろうのにそういう感情が湧かないのをなんでだろうと考えながら結局分からないという結論に至り相手が掴んでない方の手で一度頭を掻いて言い

...? あ、...ｻﾞｯｸ｡ ...あった。 ( 暫く歩いて視線の先に捉えたｿﾌｧを指させば、掴んでいた彼の服の裾を離してｿﾌｧの方へ駆け寄り。少し埃っぽいが、床で眠るよりも熟睡出来るだろう。人ひとりが寝転べる程の大きさだが、辺りを見回してもｿﾌｧは此れ一つのみ。どうしたものかと首を傾げて。 )

お、中々良さそうなソファだな！(埃っぽいなんて元々気にしない性格なのでソファにボスッと座ってから横を叩いてさっき彼女がしてたかのようにソファの横を叩いて座らそうとして

え...、あ、...お邪魔します。 ( てっきり別々の場所で仮眠を取るのかと思っていた分、隣に座れと促されることに戸惑いつつ。少し畏まったような言葉とともに腰を掛ければ、思ったよりも座り心地の良いｿﾌｧに僅かに表情を綻ばせて。 )

ああ、中々に気持ちいいな(相手の話し方に少し違和感を感じ少しの間ジッと見てたが座ってゆっくりしてみると眠気を誘うような座り心地で感想を正直に言いながら少しウトウトし

...ん、そうだね。 ...眠くなってくる。 ( 此方も眠気に誘われるままうとうとと、寝所を気にする余裕もないまま双眸を閉じて。ゆらゆらと安定しない体を彼に預けるようもたれ掛かれば、其の侭夢の中へ。 )

相変わらず人形みてーだなこいつ…(隣でもたれかかって来る相手を見て自分も眠いので特に抵抗もせず相手を見て前にも見たことはあるがいつ見ても思う事を言ったあと睡魔に負けたのか眠り始めもたれかかっている相手の頭の上に自分の頭を乗せる感じに自然となり

ん...、 ( 眠り始めてからどれ程の時間が経ったのか。双眸を開ければ隣に温かい体温を感じ。そういえばｿﾌｧで仮眠をとっていたのだと記憶を辿ると、彼の事は起こさずに、起きるまで待とうとじっと動かず。 )

ん？ああ起きてたのか…(相手が起きて少ししたくらいだろうか自分も目を覚ましてから相手を見るともうすでに起きていたようなのでそう言って「そろそろ行くか？」と自分の疲れは取れているので相手に聞いて

...うん、 ...行こう。 ( 何となく此処を離れるのが名残惜しく思えるが、進まなければならない。ｿﾌｧから立ち上がりつつ、離れていく体温に僅かに眉を下げて。複雑で、不思議な気持ちを自分自身の中に押さえ込んだまま返答し。 )

そうだな、さっさと行くぞ(横に置いといた鎌を拾いながら立ち上がり早くこんなところから出ると考えながらも彼女の一歩先を歩き始め

...うん。 ( 彼の背中を眺めながら一歩後ろを歩いて行くも、まだ寝ぼけているせいで歩く速度が遅く、彼との距離は離れていく一方で。時折駆け足で追いつくも、また直ぐに離れてしまい。彼に迷惑を掛けてはいけないと必死についていき。 )

あ？んだお前寝ぼけてんのか？(後ろを振り向くと相手との距離が空いていて急いで駆け足で来てるのを見ていつもの調子ではないけど休憩もしてるから疲れてるとは思わずそう問いかけて「たく、しゃあねーな」と呆れたように言いながら相手の手ではなく手首を掴んで相手に歩幅を合わせてあげて

...ごめんなさい。 ( また迷惑を掛けてしまったと謝罪の言葉を呟きながらも、此方のペースに合わせてくれるのが何となく嬉しくて。掴まれた手首をじっと見据えれば、もっと彼の役に立てるように頑張ろうと密かに意気込み。 )

おー、お前を置いて言っても俺だけじゃどうせ詰まるからな(彼女を置いて言ったとしてもこの先に進むのも無理だろうと考えているのでお礼を言われる理由もないと言う照れ隠しなのだろうかそう言って

...うん。 ...けど、私一人でもきっと詰まる。 ( 素直な気持ちを伝えるだけだというのに、何だか擽ったくて不思議な感覚がする。お互い必要としている関係性に居心地の良さを覚えつつ、いつか彼が満足してくれるような笑顔を作れるようにと思いながら自分自身の頬に触れて。 )