赤の女王 2025-10-01 02:40:23 |
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>有咲
へぇ、……ありがと、助かるよ(こちらに向き直った彼女が声色からも楽しかったことが伺えるそんな様子で今日の仕事を教えてくれれば相槌をするようにコクコクと浅い動きで頭を縦に振り、彼女が行ってくれた仕事は大切だけどどうしても優先順位としては後回しにしてしまう内容だから、彼女が進めてくれたとあれば伝える感謝は心からのもの。それから彼女が何かを思い出すように声を上げるときょとんとした眼差しで彼女のことを瞳に写し、それから情報源は聞かずともわかるその内容を伝えられるとぱちぱちと瞬きをしてどこか照れくささを隠し切れずに両方の瞳を細めて「得意っていうほどじゃないよ、好きでちょっといじるだけ」まずは彼女の期待値を下げるように素人が趣味として行う腕だということを伝え、とはいえ自身の特技を彼女に求められてしまえば悪い気もせずに何処となく得意げな雰囲気でふ。と笑みを見せて)それでも良いなら聞かせてあげる。きみは俺の特別だから
>陸
そらええ、俺とリトと同じ格好してればそれだけで舐められることは少なくなるんとちゃうかな。いま着てる服はアリスだけのやろ、失くさへんように気ぃつけや(彼が何かを言いかけて言葉を途中で切ればそれを追いかけることは一旦しなかった。また何処かのタイミングで掘り下げれば良いと彼が口にした“コンビニ”という単語を頭に刻む。そして彼がここで過ごすにあたっての服装を決めれば、彼が選んだ服装が自身ともう一人と同じ物だということが嬉しいとまでは言わずとも悪い気がしなくて無自覚に口端が持ち上がり。そして同時に彼がいま身にまとっているその服装を改めてみればそれもまた、彼と元の世界をつなぐ糸の一つだからこそ理由は伏せて忠告だけを添え。問いかけが戻ればああ、と声を上げてから「この隣が俺の部屋やで。飯作ったり食ったりするんはこの並びの奥んとこ。行ったらあかん場所は無いけど、この船の一番奥にある金庫室、債務の心臓は別に行かんでもええよ。あんたみたいなのが見て心が折れても敵わんわ」ぽん、ぽん、ぽんとテンポよくある程度の情報を与えれば会話の中から感じる彼の人の好さを思ってか、そこに溢れんばかりに置かれるたくさんの“時間”はきっと彼にとって荷が重いはずだと言葉を締めくくり。)
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