匿名さん 2025-09-07 22:09:43 |
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え、あ……そうですね、凄いですね……!賢い上に身体能力も優れているとは、想像以上に凄い動物ですね!
(最後の大技が決まると思わず"おお"と歓声を上げた。だが長く続けるはずの歓声は最後まで続かなかった。不意に柔らかい感触がし、チラと見てみると、彼が自分の手を取っているではないか。一瞬、声も動きも止まってしまい、彼に話しかけられてようやく我に返るも、その返答は間抜けにもしどろもどろになってしまった。彼の様子からして意図せずに手を取ったものだと思われた。さりげなく手を離すか、勇気をだして握り返してみるか。悩みまでもなかった。彼の手をゆっくりと握ると、興奮気味の彼に合わせるように、テンション高く返答する。このままずっと握っていたい。できれば離したくない──そう思ったが係員が終了を告げ、周囲の観客がぞろぞろと立ち上がり出口へと移動をし始めると、自然と手を離してしまった)
いや面白かったですね。こんなにはしゃいだのは本当に久しぶりですよ
(出口へと歩みを進めながら隣を歩く彼に話し掛けるが、頭の中では別のことを考えていた。彼の手を握った時、心の底から身体が温かくなった気がする。身も心も熱が入った感覚がした。そして充足感が全身を包んだ。もっと触れていたい。ずっと彼と一緒にいたい。そんな欲求が抑え難いほどに膨れ上がっていくのに、時間は掛からなさそうだった。だが今日、その欲求を叶えようとしてはいけない。そんな気がした。きちんと言葉に出来なさそうだったから。この身を落ち着けてゆっくりと考える必要がありそうだ。イルカショーの会場を出て、腕時計に目を落とすと時刻は夕刻に差し掛かるところだった。彼のことだから、水族館の後のプランも考えてくれているかもしれない。もっと一緒にいれるかもしれない。そんな期待を胸に、彼の方を向いて問い掛ける)
そろそろ夕方ですが、どうしますか。なにかプランがあれば、いつまでも、どこまででも、お付き合いしますよ。
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