愛の報いは愛(〆)

愛の報いは愛(〆)

匿名さん  2025-09-07 22:09:43 
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  • No.216 by 常葉 悠  2026-03-18 23:11:03 

幸せだなんて、随分と嬉しいことを言ってくれるんですね。ふふ、私も同じ気持ちですよ。君といると本当に楽しい。またわがままを思い付いたら言ってくださいね。君のわがままだったら、何でも叶えてあげたいですから。

("幸せ"という言葉は自分にとっては最大級の褒め言葉で、それを彼の口から聞けたことにこちらも至上の喜びを感じる。彼のわがままを叶えれば自分も喜びを感じることができる。これまで誰かのために、という意識が希薄だったが、明確に彼の為ならばどんな危ない橋でも渡れそう。そんな気がした)

この歳になって、君のような友達ができるとは思わなかった。できることならば、もっと早く、もっと昔に出逢いたかった。例えば学生時代とかに。

(彼と出会ってから自分の人生は明らかに変わった。ならば、この出会いがもっと早ければ、自分にはもっと別の選択肢があったはずなのだ。もっと出会いが早ければ、自分は何もかも放り出して彼と一緒にいただろう。今だってそうしたい。ほとんどの時間を彼に捧げたい。だが社長という立場がそれを許さないのだ。彼は人を身分で判断し、近付いてくるような人間ではない。自分が社長でなくても、きっと一緒にいてくれるはずなのだ。コロナビールを一口飲むと、口に中に若干の甘みが広がる。その甘みに影響されるかのように、話を明るい話題へ移してみる)

湊くんはどんな学生生活を? 顔立ちが良いから、きっと色々な人にモテたでしょう?

  • No.217 by 宮村 湊  2026-03-24 00:30:00 

……駄目ですよ、「何でも」なんて。忙しいあなたにこうして時間を割いて会って貰えているだけで十分ですよ。

(不意打ちのようなその言葉に一瞬目を丸めたものの、返す言葉にはほんの少しだけ窘めるような色が滲んでいた。もし、自分が彼にハニートラップを今も尚仕掛けている状況だとすれば、この言葉を引き出せた段階で完全に堕としたと理解することだろう。自分の為に何でも差し出すと言う人間ほど操りやすいものは無い。愛というのはそれ程までに人を盲目にさせるものだと理解して、それを利用する側に居たはずなのに、いざ本当に愛する人に差し出された献身は受け取ることが出来なくて。深く話すことは出来なかったものの、純粋に愛を自分へと差し出そうとしてくれている彼を利用するようなことは決してしたく無くてやんわりと相手を傷つけないようにその申し出を断る)

……俺ももっと早くあなたに会いたかったです。

(もし、彼との出会いが仕事で無かったなら、どれ程良かっただろう。誓って彼を裏切るようなことはひとつもしていないが、唯一出会いだけが自分の中では罪悪感として深く残っていた。間違いなく、自分は彼に下心で近付いたのだ。きっとそれは彼が何よりも嫌うことだとよく認識していた為に、余計にその事実は幸せな日々の中でゆっくりと着実に乾き切った心臓に決して抜けない棘を刺すかのようで。柔らかく微笑みながら同調するようにそれだけ返答すると、相手の振ってきた学生時代の話題に、まさか本当のことを話すわけにも行かず困ったように眉を下げながら人差し指で頬を掻きつつ、事実と嘘を程よい塩梅で織り込んで言葉を紡ぐ)

あ、いや………。そんな、ですよ。本当に、浮いた話とかはあまり無くて。特に目立ってる感じでも無かったって言うか。意外、でした?

  • No.218 by 常葉 悠  2026-03-28 17:38:36 

(自分は何か悪いことを言ってしまったのだろうか。今まで自分が何でも、と言えば、多くの人間は遠慮なく"何でも"望みを言ってきた。だから彼もそう言うだろうと思った。そして自分は彼の望みならば、何でも、どんな手段を使ってでも叶えたいと思っている。互いに否は無いはずだ。だが彼はその申し出を断った。ただの遠慮ではなく、もっと含みのありそうな表情で。人間は能力ではなく人柄で選ぶべき。自分はそういう物差しで人間を観察してきた。だから人間観察は人後に落ちない自負がある。彼のことをもっと知りたい。どうして彼があんな表情をしたのか。もっと色々なことを聞いて、その答えを導き出したい。そして自分の想っていることを打ち明ける。自分の中で明確なゴールな定まると、そのゴールへ辿り着くべく会話を続ける)

ええ。とっても意外ですね……君は私とは違って青春を謳歌しているものかと思っていたので。こんなに可愛い顔をしているし、何より君は人懐っこいから、絶対キラキラとした学生生活を送っていると思っていました。

(自分とは違うキラキラとした経験をしているものだとばかり思っていたので、彼の学生時代の実情を知ると思わず目を丸くしてしまった。彼ほど容姿も性格も良い人間ならば、浮いた話がいくつもあると思っていた。彼がそういうのを望まなかったのか、周囲に見る目がなかったのか)

  • No.219 by 宮村 湊  2026-03-31 08:07:23 

誰にでも懐くわけでは無いんですよ。悠さんは特別、です。

(彼との出会いを考えれば、彼が自分の本質を"そう"捉えるのも至極当然で、寧ろそう思われるように仕向けてきた節すらあったので、その点では恐らく成功だったのだろう。一方で今の自分はこれ以上彼に対して嘘を重ねることを良しとしておらず、訝しまれたとしてもなるべく彼に対しては誠実でありたいと考えていた。テーブルに置いたグラスの表面についた水滴を人差し指でなぞりつつ、驚いたように瞳を丸めて此方へと視線を送る相手へと柔らかな微笑みを返す。その笑顔もまた初めて出会った時のものとは違うことに、彼は気づくだろうか。ここで、ふと胸中に不安が広がる。彼への恋心を自覚した頃から彼に対してはありのままを晒して来たつもりではあったものの、彼が好意を抱いてくれていたのは、最初の頃の"作られた自分"だとしたら。ほんの僅かに唇が乾き、睫毛が小さく震える。それを確認することにすら恐れが出てしまい、自分の弱さに内心苦笑してしまう。言葉を探すように唇を引き結んだ後、控えめな視線を相手へと送っては緩く首を傾けた)

…………幻滅、しました?

  • No.220 by 常葉 悠  2026-03-31 22:40:16 

特別、ですか。……ふふ、嬉しい言葉ですね。

("特別"。その言葉は頭の中で何度も響いて、吸収されるかのように消えていく。まるで水を与えられた花のように、彼の一言が自分の中に吸収されていく。全身を多幸感が包む。彼が与えてくれた多幸感を味わっていると、彼の顔色に不安の色が滲んでいることに気付いた。何か言いたげな彼の瞳を見つめて、その唇から言葉が発せられるのを待った)

いいえ、幻滅なんてする訳ないじゃないですか。……嬉しいんですよ。初めて君に会った時、君は私とは全く違うタイプだと思っていました。でも君のことを知れば知る程、私と似ているということが分かって親近感が湧きました。そして君は私の中で大きな存在になりました。

(幻滅なんて言う単語が聞こえた瞬間、即座に否定をする。そして包み隠さず本音を言う。自分でも驚いたが、こんなにも思っていることをすらすらと言えたことは今までなかった。酒の力という訳でもない。間違いなく、彼のおかげだ。胸が熱くなる感覚がした。もう一人の自分が言っている。今だ、と。その言葉に導かれるかのように、言葉を止めて1拍置く。そして身体を彼の方に向けてゆっくりと言葉を発する)

……今から、私が言うことは、聞きたくなければ聞かなくていいですし、不快だったら席を立っても構いません。……湊くん。私は、わ、私は、君のことが好きなんです。ずっと一緒にいて欲しいと思っています。私にとっても君は特別なんです……! 私だけの、湊くんにしたい。そう、ずっと思っていました。

  • No.221 by 宮村 湊  2026-04-03 21:13:24 

(相手からの返答を待つその時間が永遠にも感じられる。グラスに触れた指先がほんの僅かに震えていることに気づき、思わず自嘲してしまった。本当の自分を曝け出すということは、此処までの恐怖を伴うことなのか。今まで、どのような状況でも、どのような相手の対峙していても、その相手に合わせた仮面を被っている時は決して感じたことの無い恐怖が全身を包む感覚。本当の自分を晒して、それを彼に拒まれてしまったら。今更ながらに自分の返答に後悔を感じ始めたその時、薄く開かれた彼の唇から伝えられた返答に対して思わず大きく瞳が見開かれる。初めて包み隠さず伝えた"本当の自分"を真正面から受け入れられ、そんな自分を好きだと告げる彼の姿を視界に収めたまま暫くフリーズしていたものの、徐々にその輪郭がぼやけ始めたかと思えば、頬を何かが伝うのを感じて咄嗟に片手でそれを拭った)

ッ、……あれ、……

(演技ですら流したことの無い涙が自然と瞳から零れていることに気付き、動揺したように上擦った声が溢れる。唯一愛しいと心の底から思った相手に真正面から本当の自分を受け入れられ、好意を伝えられる、そのことが齎す初めて経験するような何にも代え難い幸福感がじわじわと瞳に滲んで零れていくのを止めることが出来なかった。このままでは相手に誤解されてしまうと懸命に手の甲で涙を拭いつつ、今までに無いほど取り乱した状態で懸命に言葉を紡ぐ)

……あ、…………えっと、これは、……その、…………違くて!…………凄く、嬉しくて。俺も悠さんのことが好きなんです。ずっと、ずっと好きで…………だから、…………ありがとう、ございます。ああ、もう………情けないな…………。

  • No.222 by 常葉 悠  2026-04-09 22:39:33 

(彼の双眸からこぼれ落ちる涙に、初めは目を見開いた。これまで彼の明るい表情しか見てこなかったため、彼の涙が自分には何かとんでもないことを言ってしまったのではないかという不安そのものに感じられた。だがすぐに思い直す。彼の瞳からは涙が流れているが、その表情には悲しみの色は見えなかったから。そして、直後に発せられた彼の言葉に、これまでの人生で感じたことの無い程の幸福感が全身を包む。ああ、これか──これが人を愛し、人から愛されるということなのか。もう自分はこの感覚を知らないまま生涯を終えると思っていた。仕事以外に時間を捧げるものもないまま、世を去るのだと思っていた。だが今この瞬間から、自分には彼がいる。この世の誰よりも愛おしい人が。)

……君はそんな風に泣くのですね。またひとつ違う顔が見れたのは嬉しいですが、ほら、これ使ってください。

(ポケットからハンカチを取り出すと、彼の手を取って、その手にハンカチを握らせる。彼の手は柔らかく、そして温かった。同じ男性とは思えない程に。いつまでも手を取っていたかったが、場所が場所だけにそうもいかない。ハンカチを渡すと、コロナビールを一気に呷る。しかし、不思議と酔いが回った気がしない。アルコールよりも幸福感が勝っているということなのだろうか。ふと手元を見るとカウンターの上で組んだ手が小刻みに震えていた。その手を見た途端、全身に力が入っていることを自覚する。身体が石のように硬直していた。自分は緊張していたのだ。だから酔いも回らない。きっとハンカチを渡した時も自分の手は震えていたことだろう)

あ、あはは……緊張、していましたね。君に想いを伝えるのに必死で今まで忘れていました。でも……でも良かった。君も私も同じ想いということが分かって……本当に、良かった……。

  • No.223 by 宮村 湊  2026-04-13 20:43:44 

……ありがとう、ございます。

(自分自身の感情などとうの昔に完全に失ってしまったと思っていたのに。かつて自分が関わった標的が破滅しようと、どうなろうと、それが男性であれ女性であれ、良心など一片たりとも痛むことは無かった。実のところ、自分の本質はそんな救いようが無い人間だと理解していたものの、それでも人を愛する心は完全に姿を消していたわけでは無く深く凍てついただけであったと思い知らされるようだ。自分のような人間が彼のそばに居たら、いつの日か彼を不幸せにしてしまう。彼のような人に自分は決して相応しくない。身を引かなければ。頭ではそう理解しているのに、愛情の飢餓状態にあった心は真っ直ぐに惜しみ無く注がれる愛情を突き放せるほど強くも無く。ごめんなさい、と心の奥底で呟きながら差し出されたそのハンカチを受け取り目元を拭う。彼を幸せに出来るならば何でもしよう。嘘を抱え続けることがどれだけ苦しくても、組織を裏切ることになって、いつの日かその罰を受けることになったとしても。静かに声に出さずにそんな誓いを立てていると、ふと先程ハンカチを渡す彼の手が震えていたことを思い出す。顔を上げればほんの少しだけはにかんだように言葉を紡ぐかれの姿があって、それを見ただけで至極単純なもので、先程のどこか仄暗い感情なんて一気に吹き飛んでしまって、借りたハンカチを丁寧に畳みカウンターの上に置くと、隣で小さく震えているその両手に自らの手のひらを優しく重ねた)

悠さん、……。本当にありがとうございます。俺、……大事にします。悠さんのこと。ずっと大事にしますから。……初めてなんです。こんなに誰かのことを幸せにしたいと思ったのは。

  • No.224 by 常葉 悠  2026-04-17 22:58:19 

(互いに同じ想い。同じ方向を向いていた。なんてことはない。好き同士が一緒になっただけのこと。だから早く震えをやめろ。そう頭の中で必死に言い聞かせても、依然として手が震える。何とか震えを止めて、彼の手を取らないと──そんなことを考えていると、ふと柔らかく温かい感触がした。はっと我に返ると、自分の手を彼が取っているではないか)

……同じですね。私もそうです。君以外の人間を幸せにしたいと思ったことなんてなかった。……私も、君を大事にする。私と一緒になって良かったとずっと思えるようにしてみせます。

(彼の言葉を一言一句噛み締めるように読み込むと、こちらからも彼の手を強く握り、その瞳を見つめながら宣言する。決して雰囲気で言った訳ではない。自分には確かにそういう決意が芽生えたのだ。気が付けば手の震えも止まっていた。彼の言葉のお陰で自分は覚悟することができた。彼を不幸には決してしないと。しかし、だと言うのに何故だろうか。心の一部に靄が掛かっているかのように違和感を覚えた。何がおかしいのか。それは分からない。疲れているのだろうか。自分の考えすぎなのだろうか。そうだとしたら良いのだが、自分が覚えた違和感は、まるで喉に突き刺さった魚の小骨のようなまとわりつくような種類のものになる──そんな予感がした)

(/ 一旦背後失礼します!二人は結ばれましたが、すぐに湊くんの正体がバレる感じにしますか? それとも少し恋人として幸せな日々を過ごさせますか?)

  • No.225 by 宮村 湊  2026-04-23 00:32:55 

(/遅くなってしまってすみません……!少し悩んでいたのですが、正体がバレるところをやりたい気持ちもありつつ、かと言って幸せな日々を飛ばしてしまうのも勿体ない気がしておりまして……ちょっとだけお互いに夢中になっている場面も挟めればと思っています!これは提案なのですが、会える時間が短いのを気にして悠さんの家に一緒に住むことになる流れはいかがでしょうか?その方が日常を描きやすくなると思いますし、湊の本性がバレるきっかけも作りやすくなる気がしています!)

  • No.226 by 常葉 悠  2026-04-25 23:21:40 

(/ いいですね! ではここからは恋人としての幸せな日々を送らせましょう! 正体がバレるタイミングは、またご相談出来ればと思います。とりあえず、繋ぎの文としてはこういう感じのはいかがですか?)

ようやく君と一緒になれた……それはとっても喜ばしい。ただ……君と一緒にいれる時間があまり多くないのが残念ですね……。来週から社内で大きなプロジェクトが動き出します。業界にも大きな影響が出るようなプロジェクトです。社長の私が陣頭指揮を取らなければなりません。今以上に多忙になりますから……次のデートもいつになるか……。

(先刻感じた違和感は、ふと思い出したプロジェクトの話の影に掻き消されてしまった。自分にはプロジェクトの方が重要なのだ。これは社長としての思いだが、常葉悠個人としての思いは、多忙を極めることが彼と一緒にいる時間が取れないということの方が重要だ。折角一緒になれたのに、デートの時間も満足に取れないのでは、彼に別れを切り出されてしまうかもしれない。彼に寂しい思いをさせてしまうかもしれない。それは嫌だ。かと言って社長という立場を捨てられる程、自分は大胆な人間では無い。では、どうすれば良いか。コロナビールを飲みながら考えていると、たった一つだけ問題を解決できる案が浮かんだ。提案するべきかどうか一瞬悩んだが、彼にとっても悪い話では無いと思い、コロナビールを飲み干すと意を決して口を開く)

ねぇ、湊くん。……ウチに来ませんか。私のマンションで一緒に住みませんか。そうすれば、一緒にいる時間も多くなりますし……何より、君が家に居るってだけで毎日楽しいと思いますし……どう、ですか?

  • No.227 by 宮村 湊  2026-04-29 10:38:34 

(/続きの入りまでありがとうございます!全く問題ありません!それではこのまま続けさせていただきますので、こちらもきりの良さそうなタイミングで再度この後の展開についてご相談させていただきますね!引き続きよろしくお願いいたします!)


そう、ですか……。大丈夫ですよ、俺、悠さんが落ち着くまで幾らだって───

(幸福な気持ちに浸っていた時間もほんの束の間のことで、相手の口から説明されたその多忙さに、理解していたとはいえほんの少しだけ寂しそうに眉を下げた。彼にとっていちばん優先すべき事項は仕事の方で、そんなことは当然理解していたものの、今日という日が終わってしまえばまた暫く会えなくなってしまうかもしれないという悲しさに瞳を伏せたまさにその時、全く考えてもいなかった提案が相手の口を突いて出てくるのを聞いて思わず数度瞳を瞬かせる。───誰かと共に住むなど、考えたことも無かった。これまでも堕としたターゲットから同棲を提案されたことがなかったわけでは無い。だが、その仕事柄あまりに標的に近付きすぎるということは、24時間仮面を被り続けなければならないということでもあり、却って仕事の妨げになると即座に断ってきた。だが、───思ってしまう。彼と暮らしたい、と。今までの数ヶ月おきに一度会うデートだけではなくて、日々を彼と共に過ごすことが出来たらどれだけ幸せだろうか、と。秘密は、自分が守り抜いたら良い。決して彼に裏の顔は見せず、幸せだけを切り取って渡したら良い。彼の前では何を取り繕う必要もないのだから。そんな───そんな、余りにも浅はかな、若者らしい無謀さと幼稚さを兼ね備えた考えで気づけば首を縦に振っていた)

良いん……ですか?俺もそうしたいです。仕事に行く悠さんと共に支度をして、帰ってくる悠さんを出迎えられたらどれだけ幸せなんだろう………。お邪魔じゃなければぜひ。俺、こう見えて家事とか炊事は得意なんです。

  • No.228 by 常葉 悠  2026-05-04 15:48:18 

邪魔なんてそんなことありませんよ!私から提案したんですから……それに私には君が必要なんです。

("お邪魔じゃなければ"なんて謙遜を聞くと思わず即座に否定してしまう。彼の口からネガティブな言葉は聞きたくなかったのだ。それは自分がネガティブ思考な傾向があるから。邪魔なんかじゃない。自分にとっての彼は、最早存在しないことが考えられない、かけがえのないものになりつつあるからだ)

いつ引っ越ししますか。お恥ずかしい話なんですが……近頃仕事に追われていて、家の事まで手が回らずにいましてね……。以前君を招待した時よりも散らかっていて足の踏み場があまり……。そんな状況なので、君が来るまでに片付けをと思っているんです。

(言いながら気恥しさがふつふつと湧いてきて、彼の顔すら見ることができずに自宅の生活事情を告白する。自分よりも10程度年下の恋人に"自分には生活能力がない"ということを告白しなければならない情けなさを和らげるために、せめて彼が引っ越してくるまでに自分の手で部屋を掃除しようと思い立っての質問だった。仕事と掃除の両立は今まで以上に厳しいかもしれないが、睡眠時間を削ればなんてことは無い。家事・炊事という彼の言葉は頼もしいが、来て早々に重労働はさせたくなかった)

  • No.229 by 宮村 湊  2026-05-09 20:28:37 

物は少ない方なのでいつでも。俺の住んでる部屋は1ヶ月前までに言えば解約できるので、一応来月までは向こうにも住める状態ではありますが…。……というか、悠さん、忙しくなるって言ってましたよね?悠さんが家のものを触られたくないってことじゃなければですけど、俺、休日に片付けますよ。

(余程忙しくて家事の方に手が回らないのであろう相手が気恥しそうにする告白に数度瞳を瞬かせたあと直ぐに軽く腕まくりをして任せて欲しいとでも言いたげに自らの力こぶの当たりを軽く数度叩いてみせた。あまり散らかった部屋を見られたくないと思っている可能性はあるものの、先程デートもできないほど多忙になると聞いた状況で彼に部屋の掃除までさせようものならば睡眠時間を削り、健康を害してまでそれを行おうとする様子がありありと頭に浮かぶ。一応働いているという設定である以上毎日掃除をすることが出来ないことにはもどかしさを感じるものの、休日と称して土日2日間丸一日掃除に当たれば部屋の状況がどうなっていたとてある程度片付くだろうと算段をつけるとジントニックを一口呷った)

……まあ、それも言い訳で、本当は悠さんとちょっとでも早く一緒に住みたくて。だから、俺にも頑張らせてください。

(相手に気を遣わせないようにという思いが半分、もう半分は割と本心でそんな言葉を口にすると、これから彼と共にすることになるであろう日々に思いを馳せながら今までにないほど自分が浮き足立っているのを感じながらにっこりと邪気の無い笑顔を浮かべる)

  • No.230 by 常葉 悠  2026-05-10 14:34:09 

触れられたくないってことはないですが……うう。い、一緒に住みたいなんて言われたら……私も同じ気持ちです。分かりました。じゃあ……お言葉に甘えて。お願いしようかな。

("ちょっとでも早く一緒に住みたい"。そんな言葉をあどけない笑顔で言われた途端、顔に熱が集中する。どうしてそんなに可愛いことを言うのだろうか──出来れば彼には重労働をさせたくないなんてカッコつけたことを思っていても、やはり心のどこかでは現実的に考えて仕事と掃除の両立は難しいと思っていた。自分からやると言った手前、協力をお願いするのも気が引けた。だが彼の方からやってくれると言ってくれたのなら、断る理由はない。無邪気な笑顔で自分の心を掻き乱す彼はなんと罪深い男なのだろうかと、そんなことを思いつつ彼の申し出に頷く)

ああ、そしたら顔認証登録しないといけないですね。登録していないと入れないですから。スマホでできるので……はい。これで出来ました。ふふ……可愛い顔ですね。本当に。

(承諾してから思い出したかのようにスマホを取り出す。以前彼を部屋へ招待した時にも見せたが、自分のマンションはエントランスと部屋に入る前に顔認証システムが付いている。登録していない人物は通ることができないどころか、何度もエラーが発生すると通報がいくようになっている。彼が部屋に来る前に気付いて良かった。スマホを取り出すとカメラを起動し、何の一言もなく彼の顔をスマホで撮影する。最近は専用のアプリから自由に顔を登録することができる。撮った写真を早速アプリで登録をする。登録が完了すると、写真はライブラリーのお気に入りに保存しておく。彼の顔が見れない時に気を紛らわせるためのお守りにしておこう)

  • No.231 by 宮村 湊  2026-05-18 08:32:24 

任せてください!明後日と明明後日、ちょうど休みなので片付けに行きますね。

(彼に許可を取り付けて早速いちばん直近の土日に掃除の予定を入れると、頭の中で引越しのスケジュールについて算段をつけて行く。手続きや運び込まなければならないものは色々とあるものの、それらも1,2週間すればある程度落ち着くことが予想された。初めて掴んだ本当の幸せに、かつてないほどに浮き足立ってしまっていて、本来の仕事のことはほとんど頭からすっぽ抜けてしまった。自分もこのまま"普通の人"のように幸せになれるのではないか───そんな甘く淡い期待が胸の内を満たしていく感覚。騙し、奪う人生から、自分も何かを与えられる側になれるのではないか。そんな都合の良い妄想が脳を支配していく感覚は経験したことがないほどに心地の良いもので、抗うことは出来なかった)

あはは、言ってくれたらもっと可愛い顔したのに。また今度撮ってくださいね。

(話の流れで不意を突かれてシャッターを切られたため、ほんのりと間の抜けた顔になっているのではないかという羞恥心を抱きつつも、その写真に対して素直に"可愛い"という表現を使う彼を見るとはにかんだような笑みを浮かべる。この仕事をしている以上、客観的に自分の容姿が他に比べて整っているという自覚は確かにあって、過去にも様々な人間から容姿について大なり小なり褒められたことは多々あったものの、こんなにも胸の内から嬉しさと擽ったさが湧いてくる感覚に襲われたのは初めてだった。それらを誤魔化すようにそんな言葉を冗談めかして告げると、最後の最後まで躊躇して聞けずにいた質問を、酒の力を借りるようにグラスに残っていたジントニックを一気に呷ってから、一呼吸のあと首を緩く傾げつつ口にした)

家電とかは不要になると思うので捨てようと思ってますし…俺の家から持っていくもので大きいものはデスクのセットとPCくらいかもしれません。……あと、その……寝具はどうしましょう。俺は、全然同じベッドでも大丈夫なんですけど、サイズとか分からないし……寧ろ悠さんの邪魔になるなら、俺の家から持参しても……。

  • No.232 by 常葉 悠  2026-05-22 23:43:20 

邪魔? そんなことないですよ。ベッドは私のを使って二人で寝ればいいじゃないですか。………あ。いえ、変な意味ではなくて。私のは広いやつですから……! それに、寝具を持ってくるのも大変でしょうから!君の引越しの負担が少しでも減るんじゃないかなと思って言ったわけで、その、変な意味では断じて無いって事だけ分かってくださいねっ。

(まるで意を決したかのように彼が口を開いたので、何か言いづらい話題なのかと身構えたが、口から出てきたのは寝具の話だった。どうして寝具の話にそんなに言いづらそうにしているのかと疑問だったが、率直に思ったことを口にしてコロナビールを飲みきる。そして若干ふわふわとする思考の中で、彼がどうしてあんな表情で聞いてきたのか思い当たった。思い当たると、自分はどうして無神経なのだろうと猛省し、顔から火が出そうになった。今の自分の答え方では"そういう目的"と思われかねない。彼が質問に躊躇するのも当然だ。慌てて追加で理由を話す。無論、これは方便などではなく最初から思っていたこと。決して身体目当てとかいかがわしい気持ちがあるとかそういう訳では無いことを彼に分かってもらおうと必死で身振り手振りを交えながら説明をする)

……ああ。そうそう。明明後日は自宅にいますが明後日は私、仕事で不在ですからお掃除はお任せします。ゴミ以外の物とか特に執着はないので邪魔だったら色々捨ててしまって大丈夫ですからね。

  • No.233 by 宮村 湊  2026-05-28 23:44:17 

…ふ、…わかりました。それならお言葉に甘えてしまいますね。変な意味だなんて思ってないですよ。…俺は、"変な意味"でも良いんですけど。

(此方も聞くのに相当躊躇したとは言え、自分の懸念していることに思い至ったのだろう彼はそれよりもずっと慌てているように見えて、あまりに素直なその反応に思わず笑みが溢れてしまった。そのお陰もあって、こちらは少し余裕を取り戻し、そんなことを口にしながら悪戯っぽい笑みを口元に引く。ともあれ、寝具の移動も必要ないならばレンタカーでも借りれば一度で荷物は運べてしまいそうだと頭の中で引越しの算段を立てつつ、ある程度の掃除は明後日の内に終わらせてしまおうと心に決めつつ、物に対して無頓着なようにも見える相手へと視線を向け)

それなら、捨てて大丈夫そうなものは捨ててしまいますね。……なんだか夢みたいです。悠さんと一緒に住めるなんて。掃除、頑張りますね。明明後日を楽しみにしていてください。

(仕事忙しい彼に代わって頑張るぞ、と決意を新たにしつつ、もう一杯同じ酒をバーテンに頼んでから、ゆっくりとカウンター席から立ち上がる。折角の出会いの思い出のある場所、であれば、とダーツの数本入ったカップを手に取り、ちょうど台の空いている場所へと滑り込むと、既に懐かしすら感じるダーツ台の前に立って、共に過去の思い出に浸りながら良い時間になるまでダーツを愉しんで)

  • No.234 by 常葉 悠  2026-06-07 18:59:15 

……あんまりそういうことを言うもんじゃありませんよ?

("変な意味でも良い"なんて意味深なことを言われてしまえば、例え冗談だとしても期待してしまう。だが当分はまだ彼とは清い仲でいたい。なにかの雑誌で見たが最初の一ヶ月で手を繋ぎ、二ヶ月目でキスをして、三ヶ月目で事に及ぶのが良いらしい。情報の信頼性についてはあやふやだが、それくらいに慎重に行くべきだと言うことでもあるのだろう。全くの見当違いでもないはずだ。何より自分は恋愛とやらが全く分からない。押すとか引くとか具体的にどういうことなのかも分からない。だからこうした情報を信じるしかないのである。滑稽とか無様とか思われるかもしれないが、いずれにしても彼のことは大事にしたい。だから困ったように苦笑を浮かべながら彼の発言を諌める)

私も夢を見ているようですよ。家に帰ったら君がいるんですから……ふふ、掃除はお願いしますね。楽しみにしていますから。

(ダーツを楽しむ彼の後ろ姿にそう声をかける。追加で酒のオーダーをすると暫くは彼のプレーを肴にグラスを傾けていたが、折角出会った思い出の場所なのでと彼の隣の台で張り合うようにダーツを愉しんだ。久しぶりの嬉しい出来事に年甲斐もなくハメを外してしまい、翌日は二日酔いで出勤するはめになった。その日は初めて仕事に行くのが楽しみになった日だった。遠くないうちに彼が家に来てくれる。彼と一緒にいれる。その事実だけで仕事にエンジンが入る。今まで以上に効率良く仕事をこなしていく姿は周囲の士気向上にも繋がったはずだ。だが同時に今まで以上の激務に身体は疲弊していく。それでもそんなことは、彼が来るという事実だけで些末事に思えた。そうして仕事をこなしていると、気が付けば約束の日になっていた。彼は二日掛けて掃除をしてくれると言っていた。既に一日が過ぎたが、果たしてどれほど進んだだろうか。あの足の踏み場もない程に散らかった部屋をどうやって掃除しているのだろう。当初は彼を家で迎えるつもりだったが、仕事が押してしまい、結局昼頃に帰る事になってしまった。オートロックを解除し、エレベーターで部屋へ向かう。顔認証で部屋のロックを解除し、ドアを開ける。既に彼のものと思われる靴があったので、それだけで胸が高鳴る。部屋のドアを開けると仕事の疲れも忘れて大きな声を上げながら部屋へと入る)

ただいま、帰りました!

  • No.235 by 宮村 湊  2026-06-07 23:34:16 

(どこか夢でも見ているかのような、浮ついた心地で一日を過ごし、部屋の退去の連絡と自室の整理はあっという間に済んだ。翌日、必要な持ち物だけをスーツケースひとつに詰め込んで彼の住むタワーマンションまで足を運ぶと、顔認証ひとつでドアのロックを解除し、久方ぶりの彼の部屋へと上がりこんで行く)

お邪魔します……

(念の為声をかけるものの彼の姿は無く、持ち込んだスーツケースは部屋の端に置いておいて、早速とばかりに部屋の掃除に着手した。相手の言葉通り、確かに部屋はかなり荒れてしまっていたものの、それもあの激務ならば納得である。忙殺されているであろう相手に思いを馳せながら手早く不必要そうなものを全てゴミ袋へと入れて行きながら部屋を丁寧に片付けていく。昼頃にもなると、ある程度部屋は既に綺麗さを取り戻しつつあり、あとは配置を整えたり、掃除機をかけたりすることで、明日には十分に綺麗になるであろうという予測が着く状態までにはなっていた。ちょうどその時、部屋のドアが開く音がして玄関から彼の声が聞こえると、表情をぱっと明るくさせて玄関まで彼を迎えに出て)

悠さん、お帰りなさい!お部屋、結構片付きましたよ。まだもうちょっと掃除は続ける予定なんですが……。

(相変わらずほんの少し窶れているように見えるものの、その表情は明るく生き生きとしているようで、自分と会うのを楽しみにしていてくれたであろう事がその表情ひとつとってもありありと伝わってくる。釣られるように目元を緩めながら綺麗に片付いたリビングへと相手を案内すると、にっこり笑みを浮かべながら彼の方を振り返り)

疲れて、ますよね?お昼ご飯作りましょうか?それとも睡眠を取りますか?

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