匿名さん 2025-09-07 22:09:43 |
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ああ、もうそんな時間ですか。じゃあ行きましょう。
(言われて思い出した。この後イルカショーが控えているのだった。先程の失態による羞恥心のせいで、大事なイベントがすっかり頭から抜けてしまっていた。彼が見せてくれたパンフレットと時計を確認すると、確かにもうすぐ始まる。ゆっくりと席を立つと、手早く会計を済ませレストランを後にする。それなりに腹が満たされると、先程の失態を引きずるよりも彼と一緒にイルカショーを楽しんだ方がいい、と幾分かポジティブな思考ができるようになった。イルカショーが行われる会場へ向かう道すがら、隣を歩く彼へ話し掛ける)
イルカショーなんて初めて観ます。イルカは賢い哺乳類といいますが、どういうショーを見せてくれるんでしょうね。
(動物を使ったショーは、サーカスぐらいしか見た事がない。イルカは哺乳類とはいえ、海中に住む動物だ。そんな動物を使って一体どのような催しをするのか。初めての体験に胸を躍らせる。やがて歩いているとイルカショーを行う会場に着いた。会場は既に入場を許可しており、それなりに人が入っていくのが見えた。入口から中へ入ると、想像よりも会場が広く思わずキョロキョロと辺りを見回してしまう。そしてショーを行うであろう水槽と客席の距離が近いのが気になった。これでは水が掛かってしまうにではないだろうか。見たことがないから何とも言えないが、これが標準的な距離なのだろうか。とりあえず真ん中くらいがいいのかもしれないと思い、近過ぎず遠過ぎずの位置にある客席に腰掛ける)
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