胡散臭そうな男 2025-07-25 23:01:02 |
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コイツのお陰で、なんだか強くなれた気がして前向きになれたけど…寂しさは誤魔化せへんかったから、煙草の量は増える一方やったけどな。
だって、コイツは喋らへんやん?
(“相棒”と呼ばれるのが勿体ない、という相手の言葉には緩く首を振りながら「何言うてんの」と笑いかける。そして上記を付け加えると、「だから、ゆうちゃんが来てくれてよかった」と静かに呟いた。実は煙草はあまり好きでもないし、ただ、その苦さを味わっているとほんの少しだけ気が紛れるから。
そうこう話していると店員がやってきて、頼んでいた料理が運ばれてくる。いつものようにへらりとした笑顔で礼を述べ、グラスに残っていたビールを流し込むと追加で注文を済ませ、料理の取り皿を自分の分と相手の分とを準備しながら、んー、と何やら考え事をしていると、ふと、思い出したように顔を上げ、そのまま明るい調子で続けて。)
あ、大阪から来た時は確か17や!
俺中卒やねんけど、その後少し働いてそのままこっち来たんやったわ。施設育ちやから実家とかも無いし…地元にはなかなか帰る機会もないなぁ。
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