胡散臭そうな男 2025-07-25 23:01:02 |
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おぅ、俺も着替えてくるわー
( なんて笑って自室へ入る相方を見送ると、自分も部屋へ戻った瞬間、閉めたドアに背を預けて両手で顔を覆うと深くため息を1つ。
─他人の為になる事は嬉しいし、誰かの役に立ちたい。でもそれは、決して見返りを求めるものではなかった。…はずなのに、相方の心が自分の言動1つで揺らいでしまう事実がどうしようもなく嬉しくて。カッコつけたような台詞を並べておいて、1番相手から信用して欲しかったのは他でもない自分だと気付いてしまったから、何より“大事”だと言われて柄にもなく泣きそうになったのは、恥ずかしいから絶対に言いたくは無い。
深呼吸を数回して早まっている鼓動を落ち着かせれば、やっとのこと服を脱いで着替えをする。
白のタンクトップに大きめの黒の半袖シャツを羽織り、黒のスキニージーンズとお気に入りのネックレスとブレスレット。最後に鏡を覗き、だらしない顔をしていないかと確認すれば、事務所のソファーに腰かけて。)
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