胡散臭そうな男 2025-07-25 23:01:02 |
|
通報 |
…本当、なら嬉しい…今は、もう少し待って…多分、凄い顔、してるから…
(相方の返事にはほっと胸を撫で下ろすと、同時に沢山の涙が溢れて頬を伝い。『出てこい』という声には途切れ途切れに言葉を発してはまだトイレから出てこようとはせず。たったこの瞬間の出来事に対してめそめそと泣いている自分が何だか情けなくて、嗚咽を堪えながら『まだ、待って』と伝え。いい加減小心者過ぎると呆れられてもおかしく無いな、と思っていても出てくる涙は止められず、ワイシャツの襟が濡れていく。だが、その時に伝えられた言葉でふわっ、と心が軽くなるのを感じた。『絶対にない』と確固たる意思を持って告げられたその言葉は、自分の心の奥のドス黒い部分を掻っ攫って行く様でいつの間にか涙も止まってしまう。落ち着いて、シャツの袖で涙を拭き切ると、そっとトイレのドアを開けて)
…信じて、良いんですか…?
| トピック検索 |