爺★でございます 2025-03-27 23:48:38 |
|
通報 |
★最終話【一太郎の宝箱】★
小さな「トト村」
『夕刻』
「三平」(さんぺい)
トト村は静かだな
「二郎」(じろう)
何も起きてねぇな
「三平」
・・・・・・・・・・・
〔村人達は二郎と三平を〕
〔見て笑っている〕
「二郎」
なんか俺ら笑われてね?
〔その時!突然の強い風と〕
〔大量の白い紙がトト村を〕
〔襲うように降ってきた!〕
「三平」
ウゲッ!なんだ!これ!!!
「二郎」
お!おい!これって!
「一太郎」(いちたろう)
二郎たん♪と三たん♪の
答案用紙だっぞぉ~☆あはは★
「三平」
なにーーーー!誰にも
見つからねぇよーに遠い
森に隠したはずだぞ!!!
「一太郎」
妖精たん達がね♪
教えてくれたのね☆うはは♪
「二郎」
やばい!拾って隠すぞ三平!
「三平」
隠せ!隠せー!
ジジィとババァにバレる前に!!!
「三平の父」
遅せぇよ・・・三平・・・
「三平の母」
なんだいこれは!!!
「三平」
ウゲッ!ばれた!!!
〔三平の父と母が赤点の〕
〔答案用紙を見て怒るなか〕
〔老婆が恐ろしい顔で〕
〔近づいて来る〕
「六夜」(ろくよ)秀一の母
こりゃ!不良共!この本
ワシの可愛いい四子楼を脅して
買わせたな!
「二郎」
ち!ちげぇよ!四子楼が
自分で買ったんだよ!!
「六夜」
嘘つけ!心綺麗な四子楼が
こんな下品なもの買うか!
「ヨネ」母
二郎・・・こんなに0点の
答案用紙を隠して
四子楼ぼっちゃん…まで
脅したのかい!!
「一太郎」
ひゃ~♪雷様が~♪
落っこちたじょ~うはは~☆
「マモ助」(まもすけ)
クックックッまるで戦場だな
何やらかしたんだ?一太郎
クックックッ
「一太郎」
んーとね~♪この子達を
静かに眠らせとくのは
勿体ない思ったのね♪
「三平」
隠しとけよ妖精マニア!
「一太郎」
だからね~♪宝箱をね
作ってね別の場所に
隠したのね♪それで~♪宝の地図を
書いて遠くの学校の近くに
捨てたのね♪あはは★
「二郎」
捨てた言うなよ!(涙)
「一太郎」
女子学生が地図を拾ったのね
オイラの宝箱☆探しが
はじまって~♪見つけてくれたのね☆
「三平」
ゴラァ!妖精!余計な事
すんな!!!ガギか!!!
「三平の父」
ガギは!おめぇだ!!!
バカ息子!こっち来い!
今日は覚悟しとけよ!!!
「一太郎」
宝箱が開くと風の妖精たん♪
が力を使うトラップ
仕掛けたんだじょ~♪うはは♪あはは☆
「ヨネ」母
二郎…あんたも…今夜は!
覚悟しな!あの人も
きっと…鬼になるよ!
「マモ助」
今回は俺の出番は無しか
闇汁の刑クックックッ
〔こうして一太郎の宝は〕
〔無事に開かれ〕
〔二郎と三平の答案用紙が〕
〔幅広く知らされる事に〕
〔なったとさ〕
【一太郎の宝箱】・完
「その後へ続く」
| トピック検索 |