匿名さん 2024-12-07 14:41:27 |
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いや、その点はどうか気にしないでくれ。…俺とレヴィ──そしてキミとの話をさせてほしい。( ……突然女性陣に寝返った悪友には後で文句の一つでも言いたいところだが、今は放っておくとして / 彼女が謝罪すべき点など一切無いとかぶりを振るけれど、互いに発する声は硬く一転して暗い空気が満ち / 「 …キミの小鳥が目撃した通り──レヴィが他と異なる唯一無二の友人であることは否定しない 」 / 顔は僅かに俯いて、陽光の瞳は僅かな影と共に淡々と心情を物語る。言葉は雨粒のように二人の空間に静かに滴り、これまで月夜の魔法によって支えられていた心に茨のような痛みが刺す / それは決して終わりを予期した訳でも無い。──月夜の魔法のその先を手繰り寄せる為に必要な痛みだと今はまだ気付かずに / なんて都合が良い戯言、と貴女は笑うだろうか。はたまた貴女の拒絶を恐れる愚かな王子と失望されるだろうか / ──それでも。もう想いが実らなくても構わないと手を引いた自分に戻りたくは無かった / 顔を上げてゆっくりと彼女を見据え、窓から射す柔らかな日差しは最早言い逃れ出来ないほど鮮やかな思慕を宿し、王と青年の狭間で揺れ動く表情を照らして )だが俺が、…〝私が〟恋慕う相手は。──今までもこれから先もリリアンヌただ一人、キミ以外有り得ない。……運命を名乗るには、私は余りに軽薄な男かもしれないが。それを伝えなければと思ったんだ。
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