トピ主 2024-07-26 06:44:45 |
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そうですね…レド殿……今日を…忘れられない…思い出に……
(子供のような忌憚のない笑みに胸がときめき、吐息が肌に触れる度に感覚の研ぎ澄まされた身体をピクリと震わせる。アリシアはまさに幸せの絶頂にいた。この夜を良いものにしようというレドの言葉に肯定しようとした所で、疲労による睡魔が襲いかかる。言葉の途中で次第に視界が揺れ、言い終える前にパタリと動きを止めてしまう。倒れるようにレドの胸を借りると、すやすやと可愛らしい寝息を立て始めた。レドを信頼し切ったその寝顔はまるで天使のように無垢なものであった。)
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