トピ主 2024-07-26 06:44:45 |
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何かをしたと言うよりはそもそも存在を疎まれていたというか……今思い返せば私も若気の至りで自分の意見を曲げることが出来なかったので、あまり良く思われていなかったんでしょうね…何かきっかけがある度、ガキのくせに、親の七光りのくせに、と先輩方に何時間もお説教をされていました…
(ミミの問いかけにクレアは遠い目をしながら騎士団時代の思い出を語った。これといって仕事で何か失敗をした覚えはなく、思い出すのは理不尽な説教の数々。若気の至りで世渡りが下手だった自分に一切の非がないわけではないことを自覚しつつも、それでも殆どが妬みによる謂れのない誹謗中傷である。語り終える頃にはクレアはストレスから胃の辺りを手で抑えていた。その様子を見てティアは改めて外の世界は弱肉強食であるのだと悟ると少々自信を打ち砕かれそうになって俯いており、その様子はまさしく負の連鎖である。)
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