冒険者ギルドの日常

冒険者ギルドの日常

トピ主  2024-07-26 06:44:45 
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舞台となるのは交易都市デュランダル。様々な国の行商人が行き交い活気溢れる街です。この街に置かれたギルドに集う冒険者を中心に物語が展開されます。
世界観としてはよくある異世界ものと同じく中世ヨーロッパ風な街並みで、人間のほかにエルフや獣人など様々な種族が共存しています。
冒険者の等級はSを頂点に上からA~Eの等級があります。
募集人数に上限はありませんので興味のある方はご参加ください!
ロルは中ロル程度が好ましいです。冒険者の等級に関しましてもSランク冒険者が大量発生するとバランスが崩れてしまう恐れがあるので出来ればAランク以下の冒険者としてご参加していただきたく思います!


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  • No.732 by アリシア/シエル  2025-05-18 11:54:01 

>730

ええ、それではまた近いうちにお会いしましょう。ふふっ…

(レドの含み笑いに、これは思いのほか期待出来そうだとアリシアは同じように含み笑いで返して、会場を後にするレドを見送った。「近いうちにお会いしましょう」と言うからには、傲慢にもアリシアの中ではレドが指南役を引き受けることはもはや確定事項なのであろう。二人だけの秘め事を前にして、若干の嫉妬を覚えたシエルは不服と言わんばかりに頬を膨らませていた。)

ひえっ…で、ではご案内するっすよ~…ええと、レド殿…?なにやら警戒しているようですが、心配はご無用っすよ。私、悪巧み出来るほど頭が良くないので…たはは。もし、信用ならないのであれば剣を預けてもいいっす。

(向けられた狼のような眼光にシエルは身震いすると、なにやら急かされているようなプレッシャーを感じ取り慌ただしく案内を開始した。馬車へ向かう道中、相当に警戒されていることを察して少しでも距離を縮めようと、後頭部に手を添え困り顔を浮かべて渾身の自虐ネタを披露する。無論、ふざけるだけでは信用は得られないと考えているシエルは加えて真っ直ぐにレドの瞳に視線を向けると、騎士の命とも言える剣を預けてもいいと提案した。初めて会った無名の冒険者を相手にここまで気を遣うあたりシエルの本質は余程の善人なのだろう。ただ一つの大きな問題点は、アリシアの物と同様、腰に携えた剣の鞘に聖教国の国章が刻印されていることで胡散臭さが拭いきれないことである。)

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