トピ主 2024-07-26 06:44:45 |
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そ、そういうことでしたら…
(一緒にご飯を食べたかったからと言われて、ティアは頬を紅潮させて目を泳がせた。友人と食事を共にすることは外の世界では当たり前に行われることであるが、幼少期から行動が制限されているティアにとっては余程特別なことのように思えたのだろう。慣れないことへの緊張を誤魔化すように、ティアはその小さい口で野菜を一口頬張る。いつもと変わらない味付けの筈が初めて美味しいと感じたことは心の内に秘めて、少しだけ口角が吊り上がった。)
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