トピ主 2024-07-26 06:44:45 |
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大丈夫、大丈夫ですからクレアさん。何も心配はいらない。さ、ギルドですよ。
(クレアを背負いつつ、急に衰弱した彼女に声をかけながら夜道を走り抜ける。また何か粗相したのかと気がかりに思いつつも、背中に伝わる彼女の弱々しい感触に哀れみを覚える。この三年、これほどにまで身も心も傷ついていたなんて、こんなことならもっと早く寄り添えばよかった。そんな後悔と、一農民が騎士の名門・ライデン家に連なる者を二度も背負って走る運命の奇妙さを胸に抱きつつ、ギルドの門を空けて。)
急病人だ!医務室!医者!早く見てくれ!
(完全に焦って全身に汗を吹き出しながら、受付に向かって叫んで。正直レドの手に負える状況ではない。今頼りになるのはギルドの医者しか思い付かなかった……)
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