アスティ 2024-06-05 12:58:40 |
|
通報 |
あ、ロゼ…ううん、初めて会った人
(2、3言葉を交わし、湧き上がる感情は怯えに似た何か。決して人相が特別悪いわけではない、立ち姿も整っていてガラが悪い輩とも違う、だというのに男の双眸にはどこか底知れぬ暗さが見える気がして、やはり先程背中に感じたような敵意や殺気は見えないが、今までに感じたことのないような得体の知れない不安を感じ、冷たい汗が背中を伝うような感覚覚えたその時、耳慣れた声が聞こえ振り返れば相方の姿があり、心底ホッとしたような表情で歩み寄るとそう答えて)
『連れが居たのか、これは失敬。…俺はこれで失礼する。行くぞソリス』
「はい、マスター」
(相方が来た途端にいきなりこちらへの関心を無くしたかのように男は踵を返し、そんな彼にソリスと呼ばれた人型はここで初めて口を開くと一切の異論も唱えずに頷きそのまま付き従い、こちらににこやかに手を振りそのまま二人揃って目の前から去っていき)
| トピック検索 |