◆ -- B U D D Y ＆ B L O O D Y ？ -- ◆

>ノヴァ

？？……左様ですか。( 不思議そうにぱちぱちと瞬きをしたものの彼の言葉を深追いすることはなく ／ それに納得するようにこく、と頷き ) そうですね。……新しい実験。ノヴァ殿はどう思われますか？( そういえば、と自身らがここにいる理由を思い出せば新たに課せられた実験についてを口にして ／ 一時的な能力の解放とは言いつつも所詮は実験、かつ制限された状態というのはジョン・ドゥとしてどういった心境なのかと )

>サミュエル

サミュエル殿。ご無沙汰しております。( 随分と久しい顔にぱち、と青眼を丸くしては椅子から立ち上がり敬礼をひとつ ／ だがしかし三白眼の漆黒の瞳の下にある濃い隈に視線がいけば眉をきゅ、と顰めて ／ 自分よりも余程体に詳しい衛生部に対しての言葉ではないと分かってても心配なのか言葉をかけ ) 随分とお疲れのようで…。お疲れ様です。

＞シシィ

おお、知ってる顔ハッケン。（　キリッとした様子の彼女に釣られるようにへなちょこ敬礼 ／ へらりと微笑み　）いや、うーん、そう。疲れてはいるんだけど、趣味でもあるし好きだから大丈夫ですよ。心配ありがとうねえ。（　眉を顰めた彼女から心情を察し ／ うんうんと頷きながら髪を結い直しつつ　）シシィさんは？色々と上手くやれてます？（　とぼとぼと歩きながらシシィと隣の椅子に座り込み　）

>サミュエル

趣味、……。好きなものを仕事にできるというのは素晴らしいですね。( 趣味と実益を兼ねる職業につけているらしい彼に安心したように息を吐き ／ ふ、と淡く微笑んで ) えぇ。想像していたよりもジョン・ドゥ達は皆コミュニケーションをとってくれていますし…バディ云々につきましてはまだ分かりませんが、友好的でとても助かっております。( 彼の質問に生真面目にこの実験についての回答をさらさらと述べていけばこく、と小さく頷いて )

>シシィ

理解や関係を構築する手立てには良いんじゃないですか、どういう風に使うか考えるよう示す機会にもなるかと。（　モニターの指令を見て、あれから考えた見解を上手くは言えないが顎に手を添え述べて　）


>サミュエル

ごきげんよう。（　椅子から腰を上げ、恭しいお辞儀を　）うわ。（　初めましての方だとは分かるが、見て取れる異様に視線は相手の目元へいき、名乗れず短い声を上げ　）

>ノヴァ

、……お嫌では無いのですか。( 前向き、とまではいかないが理性的にこの指令を受け止めている彼の言葉にぱちぱちと青眼を瞬きさせ ／ だがしかしすぐに軍側の人間が言うことでは無いと我に返り口元に手を添えればゆるりと首を横に振り ) いえ、すみません。……助かります、そう考えていただけて。( ぎこちないながらも眉を下げてつつ口角を緩く上げ )

>ノヴァ

、……お嫌では無いのですか。( 前向き、とまではいかないが理性的にこの指令を受け止めている彼の言葉にぱちぱちと青眼を瞬きさせ ／ だがしかしすぐに軍側の人間が言うことでは無いと我に返り口元に手を添えればゆるりと首を横に振り ) いえ、すみません。……助かります、そう考えていただけて。( 緩く眉を下げてつつぎこちなく口角を上げ )

失礼。
二重で投稿されてしまっておりました。

>267 はお気になさらず。

＞シシィ

うん、そう。素晴らしい。割と天職。（　微笑んだ彼女に対して意外な一面とでも言いたげに目を見開きつつ ／ 自分も微笑み　）あらぁ、ホントですか？それは良かった。コミュニケーションが苦手な方ですからね、俺は。……頑張らないと。（　つらつらと述べる彼女を見るに大変な様子はなさそうで安堵し ／ 苦い顔をしながら指で髪を遊んで　）


＞ノヴァ

………NOVA。（　姿を認識するなり人差し指を首筋の刻印へ向けて　）ああ、ごめんなさい。ごきげんよう。随分と紳士的なんだねえ。（　我に返ったように慌ててぺこりとお辞儀 ／ 彼の隣に近寄りつつ　）これ、やっぱり気になります？此処来る前に消しとけば良かったかあ。（　自らの注目の的となっている目元を指さし ／ 頬ぽりぽり　）

＞all

ああ、申し訳ない。心は楽しくても身体にはどうやらガタが来ているみたいだねえ。しっかり休むことにするよ。医療部が倒れたら誰にも顔向け出来やしないしね、うん。（　「あちゃ…」と頭に手を当て ／ 手をひらひらさせつつ退室　）

─── と、ごめんなさい。時間が来てしまったようです。
また次の任がありますので、私はこれにて失礼致します。( 腕時計を確認すればふと顔を上げ ／ 重たい軍ブーツの音を響かせながら扉へ向かえば、生真面目な敬礼をひとつ ／ 退室 )

>シシィ

正直に言えばなるべく発現したくないですが。構築する一助にはなると思いますから。使い時もありますしね。とは云えまだ使い熟せてないんですが。（　反動の事もあり、あまり気は進まず ／ はは、と乾いた笑いをし　）


>サミュエル

あ。此方こそすみません、自己紹介がまだでしたね。俺はノヴァと申します、どうぞお好きなように呼んで下さい。（　名前でもある刻印を指差しての呼ばれ、驚くかのように一見黒一色の目を瞠り、驚きの真似事を ／ 紳士的との第一印象に"そうでもないですよ"と云う言葉は口にせず形作った笑みを見せ　）…、…。はい。（　"俺が気になるくらいだから"の言葉は呑み込み、気になるかとの問いにだけ答え　）


失礼しました。（　退室する背を見送った後、もう来訪者は来ないだろうと誰も居なくなったもぬけの殻である部屋を端的に一礼すれば去り　）

◇　墓守身分証明証

トーマ ／ ♂ ／ 27 ／ 軍事情報部
175cm ／ 直毛の黒髪 ／ 生真面目そうなグレーの瞳 ／ 襟元まで締めた隙のない軍服 ／ 細身だが筋肉質な身体 ／ 国に忠誠を誓う模範的な軍人 ／ 終始淡々とした丁寧な口調 ／ 対人能力は低めで何かと不器用な人柄 ／ 元は前線部隊だったが、怪我を負い後方勤務へ ／ 足へ日常生活に大きな支障はない程度の後遺症あり

……この時間は誰も居ないか。（ 入室後、無人の室内を視線のみでゆるりと見回し / 空いた椅子に腰を下ろすと、懐から取り出したのは可愛らしい装丁の〝不思議の国のアリス〟、その原本の復刻版をいたく真剣な面持ちで捲りつつ気長に待機して ）

◇　墓守身分証明証

エミリー ／ ♀ ／ 26 ／ 衛生部
165cm ／ 焦げ茶色のミドルポニーテール ／ 丸眼鏡 ／ 穏やかな印象の金眼 ／ 袖を捲った白衣 ／ 白のブラウス ／ 黒のスラックス ／ 歩きやすさ重視のパンプス ／ 必要に応じて手袋を着用 ／ 陽気 ／ 精神的に距離が近くなるきらいがあり自制中 ／ 自分のプライベートに関しては多少ズボラ　


（ 白一色の空間で一際存在感を放つ軍服姿の彼に目を向け ／ 控えめな足音とともにテーブルまで近づくと後ろで手を組んで ）こんにちは、トーマさん。……わあ懐かしい。ルイス・キャロル、お好きなんですか？

◇　ジョン・ドゥ身分証明証

オレガノ ／ ♀ ／ 見目は10代
150cm ／ 銀色のおさげ髪 ／ 片目が隠れるようにサイドに流した前髪 ／ 燃えるような深緋のタレ目 ／ 青白い痩躯 ／ 笑うと覗く犬歯 ／ 薄汚れた白のワンピース ／ 裸足 ／ 抑揚のない声 ／ 感情の起伏が比較的穏やか ／ 実験には協力的だが痛みを伴うものには極度の拒否反応を見せる ／ 時折稚拙な言動 ／ 予知能力持ち ／ 生前は孤児で焼死


……、（ 眠たげに落ちた眼を片手で擦りながら入室 ／ 解けた銀髪を煩わしげにくしゃりと触りながら室内にいた先客たちを視界に捉えると昼か夜かも分からない空間で一番当たり障りのないであろう挨拶を ）……こんにちは。

>エミリー

……あぁ、これはエミリー殿。先日振りですね。前回は一言二言しか言葉を交わせなかったので、いつかまたお話を出来ればと思っておりました。（ 慎ましい足音と共に発された柔らかな声音に、席に着いたまま視線を向けると女性らしい穏和な印象の同僚 / 即座に席を立ち、生真面目な面立ちで敬礼を ）……いえ、お恥ずかしながらあまりこういった物語には触れた事がなく。ただこの任に就いてから、何かと己の不出来や無教養が目立ち……少しでも会話術の足しになればと。…エミリー殿はこういった嗜好が？（ 普段の起伏に乏しい双眸へ微かに苦々しい物を宿しつつ、斜め下へと逸らして / 良ければお掛けください、と隣の席を手の平で敬意を込め示し ）

>オレガノちゃん

──こんにちは、オレガノちゃん。……その様子だとおはようの方がいいのかな。今日はゆっくり眠れたかい？（ 幾度か耳にした淡々とした声に期待に満ちた表情で振り向き、やっぱりと言わんばかりに嬉しそうに口角を上げ ／ ひらひらと手を振って彼女の元へ赴くと膝に手を添え前屈みの体勢で心身の様子を尋ね ）

>オレガノ

……こんにちは、オレガノ殿。今日はあまり目覚めが宜しくないようで。（ 甚だ不釣り合いなメルヘン小説などを己が部屋に持ち込む主要因となった少女が目に止まれば即座に席を立ち / 一旦本は小脇に抱えつつ、一礼の後にいつも通り膝を屈ませると、未だ微睡みの中に佇むような様相の彼女と視線を交わし ）何でしたら寝台もありますが…、仮眠でも取られますか。（ 実験の趣旨としては少しでも会話を交わすべきだろうが、幼げな少女の不調を押してまで行う事でもあるまいと / さした寝心地の期待出来そうにない簡易的なベッドへ視線を流し ）

◇　墓守身分証明証

サミュエル ／ ♂ ／ 29y ／ 衛生部

181cm ／ 鎖骨程まである白髪を無作為に結っている ／ 伸びた前髪は適当に横分け ／ 三白眼 ／ 黒色の瞳 ／ 血色悪め ／ 白いタートルネック ／ 作業時以外は黒の革手袋 ／ 医療に従事できることに一番幸せを感じている仕事人間 ／ 間延びした声 ／ 距離感は親しくなりすぎず常に一定を保つ ／ 自ら志願して衛生部へ


ふわあ……眠いねえ、もう。（　コツコツと足音を鳴らしつつ呑気な欠伸をして ／ きょろきょろと室内を見渡し、猫背で入室　）あ、いてっ。（　傍の壁に肩をぶつけてしまい慰めるように肩を擦り　）

>エミリー

エミリー、こんにちは。……実験で叩き起された。だからあまり眠れてない。（ 緩やかな笑みを湛える相手とは対照的にやや不満げに眉を寄せ、目線合わせながら問いに答えたものの ／ やはり触れなかった白衣のことが気になるようで、ふいっと顔を背けながらも相手が身に纏っている白をちらちらと見て ）……だけど、……エミリーがいるかもしれないと思ったから来た。


>トーマ

別に。トーマが気にすることない。……みんなと話したくて自分で此処に来たんだから。（ それもこれも全て実験が原因だが苦言を呈したところで現実は変わらない事も理解していて ／ 視線交わしながら首を振り、嘘偽りの無い言葉を ）それ、何。不思議の国の……アリス──。……これって絵本？見せて……！（ 相手の配慮も他所に長らく目にしていなかった娯楽品らしき物を目敏く見付けると、相手の横に回って装丁に書かれた題を辿々しく読み上げ ／ 珍しく瞳を輝かせる姿は読み聞かせを親に強請る子供のようで ）