【　Seventh Beast　】指名制 × 3L × 異形頭（再建）

>>76 アガメムノン様


！……はい、仰せのままに！( 王の笑い声にぱち、と丸めた後にすぐにいつもの花の咲くような笑顔に戻れば彼の手招きに嬉しそうにブラシ片手に王の元へと / 書類を見た時からずっとずっと心の中でひっそり憧れていた獅子の鬣は近くで見てもやはり立派の一言で思わず其れに見蕩れてしまい ) 、…ぁ。ええと、失礼しますね。 ( だがすぐにはたと我に帰ればそっと小さな手で彼の鬣に触れ / ブラシに引っ掛かるなんてことは無いように腫れ物を扱うような丁寧さで王の鬣を梳かしていけば、百獣の王の証たる鬣は普段の気品溢れる姿に戻りつつあり ) ……ふわふわ、 ( ぽろ、と意図せず口からまろび出た言葉は幼子が大好きなぬいぐるみに触れているときのような安心しきった白色の言葉で、言葉にしたのも本人は気づいていないのかただただ楽しそうに彼の鬣を整えて ) ─── それは、……。( 私を特別だと感じてくださっているの？なんて質問がさくらんぼ色の唇から零れることはなく、1度だけきゅ、と唇をつぐんだ後に誤魔化すような笑顔を浮かべ / 此処で彼に踏み込んでしまったら別れが辛くなる。なぜだか普段は思わないような研究者らしい理性が働いてしまえばどうしてもそれを言葉にするのが恐ろしくなってしまい ) 研究者は利便性を重視するので、私のような服装の者が少ないからでしょうか。 ( 漸く口をついて出たのは誤魔化しにもならない、子供の言い訳のようにチープな言葉で )