ラボ最高責任者 2024-03-28 12:19:07 |
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>>48 アガメムノン様
!!( 百獣の王の唸り声の混じった言葉は予想していたのか動揺こそしなかったものの、突然目の前に現れた筋肉質な美しい裸体にはミシェルのサファイアブルーが揺れて / だがしかしその彫刻のような美しさがローブに隠されればほ、と淑女は胸をなで下ろしミシェルの意識は小動物ならばこの迫力で意識を手放してしまうのではないかというほどの距離に顔を近づける彼の元へと戻り )……王様のお顔をこんなに近くで見たのは初めて。つぶらな瞳をしていらっしゃるんですね。( 自分を真っ直ぐに見つめる獣の瞳は存外思っていたよりも猫のようなしなやかさがありつつも可愛らしく、ミシェルは彼の問いに答えるよりも前に思わず、と言ったように鈴の転がるような声でぽそりと言葉を零して / だがしかしすぐににこ、といつもの笑顔に戻れば臆することなく言葉を紡いで ) 驚かせてしまってごめんなさい。…王様が一緒に踊ってくださるって仰ったのが嬉しかったんです、とても。( す、と静かに逸らされた瞳はどこか拗ねた子どものような色が混じり / だがしかし直ぐに彼へと戻った視線はいつもどおりの穏やかな海のような色で、こてりと首を傾げ ) でもこれで王様の懸念は晴らされたはず。……これなら、わたしと踊ってくださる?─── …アガメムノン様。( みゃあみゃあとミルクを欲しがる子猫のように、強請るようなそんな瞳で王を見上げればその名前を口にしてふわりと微笑み )
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