潮風香る青春LIFE【学園/青春/日常/一部人数制限有】

(/参加許可をいただきましたので絡み文投下させていただきます！ 改めまして東雲 依愛の背後です！皆様よろしくお願いします！)

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「……んぅ……あれ、もう昼休憩……？」

(甲高くチャイムが鳴り響き、生徒たちは各々与えられた自由な時間を楽しむため移動を始めた昼休憩。ガヤガヤと賑やかな教室の丁度窓際の角に位置する席で眠っていた東雲依愛は、未だ眠い目を擦りつつゆっくりと体を起こして伸びをする。)

「……三時間目から記憶無いんだけど……睡眠時間足りてないかぁ……」

(彼女が寝てしまったのは3時間目の歴史の授業の真っ最中、そこから四時間目の授業を丸々寝て過ごしたった今昼休憩に入り目を覚ましたという訳だ。普通ならば授業中に寝てしまえば、その教科を担当している教師に起こされそうなものだが、一番教室の隅の席たであったことから偶々、教師の目に留まることがなく起こされることが無かったのだ。そうしてほぼ2時間丸々授業をサボったことになる彼女は、睡眠時間が足りていないのかとぼんやり考えるもののすぐに気を取り直し『ま、いいか……ンなことより、飯よ飯』と昼休ということもあり昼食の弁当を鞄から取り出す。)

「あ～……どこで食べようかねぇ、別に教室って気分でも無いし」

(そうして弁当を取り出した依愛は、これからどこで昼食をとろうかと思案し周囲を見回す。周りはいつも通り教室で食事をとる生徒たちで賑わっており、各々自分の弁当や買い飯を机に広げて楽しそうに会話している。自分も移動するのが面倒だし教室で食べるか、と考えた依愛だったがあまり気分が乗らないのか別の場所で食べることを決め、取り敢えず弁当を持って立ち上がり廊下に出て場所を良い感じの場所を探すことにした。)