甘露寺さん〉 そうですか。今更ですが。どうか無事に帰ってきてくださいね、2人とも。…待っていますから。(いつも通り花のような笑顔を見せながら、いつも通りの強がりを垣間見せる相手に、複雑な感情が自身の中に浮かんでくるのを感じる。鬼に対する怒りなのか、目の前にいる大切な仲間との惜別の不安なのか…。すると、無意識に甘露寺に歩みより、相手の両手をとっていた)…甘露寺さんの手、暖かい。