『最も気高く剛き淑女こそが、この世を総べる覇者である』
その言葉の通り、世は常に気高き乙女が制し続け、世界のパワーバランスをその手に握るためにお嬢様養成学校が世界中に乱立されていた。各校のお嬢様は覇者となるべく争いあい、空は噴煙により常に曇り続ける混沌の時代、通称"お嬢様戦国時代"。その時代を終わらせたのも、また一人のお嬢様であった。
時は現代、世界中のお嬢様学園は覇者となったお嬢様により統合され、義務教育を終えた各地のエリートお嬢様だけが集められる場となった私立百合園学園。淑女の中の淑女が集う、三年制のこの場では、"月天下"と呼ばれる次世代の覇者を決めるための催し物が開かれていた。
また一人、学園の門を叩く乙女が一人。栄華と栄光の花束は、果たして誰の手に─────
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