…まあ、全てを否定するつもりは無い。…この山の景色だけは、変わらず美しいからね。 (再び乾いた笑い声を上げ、樒に対して何か言いたげな眷属─幼子へと目線を投げる。幼子は火の点いた棒を処理しようとする姿をじっと見守った後、「……近頃、お前が来ると主が喜ぶ」と容姿にそぐわぬ低い声で呟き)