…後で小生が片付けるから、別に構わないよ。 (行儀が悪い、と評されても特に気にすることは無く、今しがた欠片を捨てた辺りの地面に目線を落とす。生い茂る雑草で隠れ、正確な位置は把握できないが─大方の目星を付け、再び視線を樒の方へと戻した。酒を呷る姿を横目に、自身の酒を一気に飲み干す。空になった容器を側に置き、薄暗くなってきた空を見上げ)