…うん…?何か付いているよ。 (僅かに瞳を伏せた後、再び酒を呷っていたが─ふと樒の方へ視線を向けると、何やら不快そうな表情で舌を突き出しているのが見えた。何をしているのか、と覗き込めば、自身のものよりも数段短いその舌には─良く分からぬ欠片が乗せられている。手を伸ばしてそれを摘み、しげしげと眺めた後、雑草の生えた地面へと乱雑に放って)