ビギナーさん 2024-02-05 22:29:16 |
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こども、?
(缶を煽る視界に、草陰からふいに顔を覗かせた子供が映り自身の目を疑う、祭でもないのに白い着物を来た姿は榊と儚げな雰囲気が似ていて、彼が幼い頃はきっとこんな風だっただろうと思わせるような。付いてこいとでも言いたげに、跳ねるように迷いなく歩いていく童子の後を進めば現代社会で怠けきった大人には少々酷な薮道を抜けて、見覚えのある鳥居がすぐそばに。自制心が敗れて持参した酒を全て飲みきってしまう、もしくは心地よい酔いに眠ってしまう前に目的地へと辿り着かせてくれた少年は此方を見向きもせずてんてん、と階段を登ってゆき
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