カムパネルラ 2024-01-31 16:56:51 |
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◯ 身分証 ◯
【名前】 ルイ
【性別】女
【年齢】20代前半
【外見】
よく手入れの行き届いた艶やかなプラチナブロンドの髪は腰ほどまでの長さ。毛先にかけ緩やかに描かれたウェーブは生来のもの。センター分けにした前髪はやや長く、根元が立ち上がり耳に向けて流される。毛髪同様に眩く、影を落とすほど長く豊富な睫毛が囲むのは、澄んだ青色の猫目。小ぶりな顔の輪郭に、きめ細かに透き通った白い肌。通った鼻筋に薔薇色の?、ぷっくりと形の良い唇。輪郭の整った端麗な横顔は色素の薄さも相まって美麗に違わぬ儚さを引き立てる。左副乳付近には小さな黒子が存在する。身長は153㎝。やや小柄で華奢な肩幅だが、ウエストが細く女性らしく扇状的になよやかな身体のラインが際立つ。キャミソールタイプの膝丈ほどの白いネグジェを着用。胸元部分にはリボンが付いており、レースの刺繍が施される。その上からサテン生地のガウンを羽織る。足元には何も履いておらず裸足。
【性格】
感受性の豊富さを代償に、感情表現にやや欠落の見られる女であった。少しの反発精神を核に、冷静沈着で肝の座った人物ではあるが、実のところ内面は脆く繊細。以前は、足りない其れ等の表現を絵に描き出すことで発散していたが、記憶を失くしてからは絵が描けないでいるため特に弱い面が顕著に窺える。また、それに付随し感情表現も徐々に現れ始めているよう。指図を嫌う平和主義者であるも、強引な者や圧力には専ら弱い。箱入り育ち故の素直さや従順性は時折他人の手中に嵌まりやすくも、悪意には人一倍敏感。特に初対面の人間には警戒心が強い。生来、並外れた観察眼から人を見る目には長けており共感覚を持つため独特な比喩表現で物を語る。他人の愛に飢えていながらも、享受する勇気はなく、自己防衛に偏りがち。幼少期の孤独を抱えたまま大人になったような、そんな女である。
【備考】
元々はフランスを拠点に、10代の頃より類稀なる絵画の才能で世界に名を馳せた画家。両親共に政略結婚の裕福な家柄に生まれるも複雑な家庭環境は冷め切っており、虚弱体質と隣り合わせの幼少期を送った。度重なる親族からの冷遇が現在の人格形成に深く影響している。
女の作品は一見、どれも名だたる印象派たちの画風にも似た美しい風景画に見えるが、見る人によっては並々ならぬ情の色が蠢く作品となっているよう。一般の目には理解し難いその領域は、同じ情を抱いた者にしか視ることができず、とある専門家によれば特に"青色"にその犇めきが窺えるとか。
目覚めた際、自分が何者であるのかほとんどの記憶を失っていた。かろうじて覚えていたのは"ルイ"と、なんとなくそう呼ばれていたという事と、何かとても恐ろしい体験をしたという事のみである。また、女の席の隣には真っ白なスケッチブックと一本の鉛筆が共に置かれていた。仕組みは謎だが大切な記憶を1つ思い出す度、当時の感情を筆へ乗せた絵画が其処へと浮かび上がるよう。
【ロルテスト】
(夢を見ていた。冷たく暗い海底に、鉛のように重くなった体がゆっくりと沈んでいく。遠くで誰かが何かを呟いているようだが、水音で上手く聞こえない。苦しくて、必死に助けを求め、伸ばし?いた両の手。けれど相反して、?けば?くほどに沈んでいく体。やけに首元を締め付ける不快感で上手く声が出せず、悲鳴など出るはずもなくて。悲しみも、微かな絶叫も、全てが泡沫に漂いほどけて消えてゆく。酸欠で浮ついた脳髄が、緩やかに世界との繋がりを断つ。意識が次第に遠のいて、視界を埋めていたはずの全てが面影に変わる。溺れ沈み、停滞し諦め。楽になってしまえば最後にただ一言。「すまない…」と、涙を呑んだような誰かの囁きが鼓膜に響いては長い悪夢から女は目を覚ます。???閉じ合わせた金色の睫毛を震わせ、ゆっくりと瞼を開いた。刹那、青い瞳より一筋の涙が女の白い?を伝う。何か肝心な夢を見ていたような。そんな気がするも、思い出せはしない。窓際へと預けていた体に心地の良い揺らぎ。此処が列車の中であることに気がつくも、異質な存在感を放つ目前の人物へと視線が無意識に吸い寄せられた。)
【指名】蠍座さん、もしくは烏座さん
(/今晩は、初めまして。幻想的な世界観に魅了された者です。是非参加をしたいと思い…気がついたらこの子を作っていました。刺激的な蠍座さんのことが気になり指名させていただきましたが、この子との相性などを考えた上で難しいようでしたらお申し付けくださいませ。また、修正点等ありました場合も同様にお申し付けくださいませ。できれば長く同じカムパネルラ様との時間を過ごしたく思います。至らぬ点もあるかと思いますが、どうかご検討のほどよろしくお願いします。)
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