スレ主 2023-12-10 17:44:55 ID:896f7f474 |
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【図書館廃墟/桜橋長春】
>>アビス、図書館ALL
「えーと、この先生のは童話だから……ここ、かな。でも、届かないなぁ」
(廃れて崩れかけた本棚に、両腕に抱えた本を一冊ずつ戻していく。ジャンル分けの痕跡はあるものの、並んでいる本はどれも表紙が擦れて読めなかったり、ページがちぎれていたりで、まともに保存されているものは一冊もない。それでも、まだ文字が判別できるものがあるためそれらを見ながら慎重に見極めて所定の場所に戻していく。だが、上段の棚にある本を戻そうとすると、長春の身長ではどうにも届かず、近くに脚立も見当たらない。仕方なく、つま先立ちになって手を伸ばしてみた)
「……ん? あれ、誰かいる?」
(ふと、薄暗い通路の奥に何かの気配を感じ、目を凝らす。そこにはぼんやりと人影のようなものが見える。顔も姿もはっきりとは分からないが、誰かが立っているのは確かだった。長春は片手を大きく振りながら、明るい声で呼びかけた)
「ここですー! ここにいますよー!」
【商店街/沖田総悟】
>>ハンス、商店街ALL
「ほんっと、誰も居ねぇな」
(何度も声を掛けてみたが、返事はなく、商店街はひたすらに静まり返っていた。沖田はそのまま歩き続ける。足音だけが空気を切り裂くように響く。どの店も、人の気配がまったく感じられず、いつまで続くのかも分からない。端まで行ったら戻って、どこか開いている店を探してみよう。そんなことを考えながら歩いていると、突然、遠くから狂気じみた笑い声が響いてきた。その音が耳に届いた瞬間、沖田は瞬時に反応し、腰にさしていた刀を抜いて警戒の態勢に入る。霧が濃く立ち込め、声がどこから聞こえているのかすら分からない。)
「誰でさ、姿を表しなせぇ」
(周囲の気配を全方向に感じ取りながら、冷静に声を張り上げた)
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