スレ主 2023-12-10 17:44:55 ID:896f7f474 |
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>チュエ、????、旧校舎ALL
【旧校舎/霧雨亜理紗】
どうやら考えることは同じだったらしい。それが負傷した自分を気遣っているものだとは知る由もないが。近くにある教室は隠れてもすぐに見つかるようなところばかりで、唯一掃除用具が入るロッカーも2人で入るには厳しい。かといって保健室はここから少し離れた場所にあり、足音の方向が分からない中ではたどり着く前に見つかるリスクがある。となればあとは__
「チュエさん、こちらに!」
亜理紗が目を付けたのは図書室。扉を開けて中に入るよう声を掛けながら図書室の中に入り。ここなら最悪ロッカーのような隠れられる場所がなくても本棚を利用して視線を掻い潜ることが出来る。とはいえ身を隠す場所があると安心なのだが__と、図書室内を探索しているとカウンターの下に人が2人分入れそうな隙間を見つけ。
「この下に身を隠しましょう。ちょうど2人が入れるスペースはありそうですし…」
彼に手招きをしてこちらに来るよう誘導すると、カウンターの隙間が空いたスペースを指差して。__とはいえ必ず見つからないという保証は無い。念には念を、亜理紗は帽子の中から頭の赤いリボンがついたブロンドヘアの人形を取り出すと小さな本棚の上に置く。その後カウンターの下に身を隠そうとし。
>レヴナント、路地裏ALL(/絡み失礼いたします!)
【路地裏/博麗霊華】
「……亜理紗ちゃん…」
同時刻、薄暗い路地裏の中を飛び回るのは青い巫女服に身を包んだ少女。はぐれてしまった幼馴染を探して、切羽詰まった様子で霧が覆いかかる世界を探索していた。何者かに奪われたのか、明らかに欠損したであろう片足は血塗れの包帯で巻かれている。
ここに来る前、あの子を抱えてどこかへ走っていた最中に霧に飲まれ、気が付けば住宅の一室にいた。近くから気配を感じないことに気付いて咄嗟に飛び出したが、残念ながら住宅街に彼女の姿は見当たらず。辺りを徘徊する異形を上手く避けながらこの路地裏にやって来たのである。
飛び回りながら探索する中、やがて霧の濃い場所へとたどり着く。視界が悪く先が見えないが、ここに来て引き返すわけにも行かない。周辺への警戒を強めながら先に進もうとすると、少し先から少年の声が聞こえ。
あの子を探して以来初めて聞く人の声。姿は見えずとも先程の異形のように見境なく襲ってくることはない…と思う。それ以前に困っている人を放っておけない性分であるため声をかけないという選択肢は無かった。とりあえず、緊張しながらも向こうにいる彼にこちらに来るよう呼びかけて。
「あ、あの!もし私の声が聞こえるなら、こっちに来てほしいな…!」
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