スレ主 2023-12-10 17:44:55 ID:896f7f474 |
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>チュエ、????、旧校舎ALL
【旧校舎/霧雨亜理紗】
「ッ………」
彼に泣きつかれた際の衝撃による痛みで一瞬顔を歪ませる亜理紗。だが、恐らくホラー系全般が苦手であり、先程まで暗い校舎を一人で探索していたであろう彼に心配をかけるわけには行かない。唇を噛み締めてどうにか声を押し殺し、痛みに耐えようとして。
「チュエさんですね。私は霧雨亜理紗、見ての通り『人間の』魔法使いです」
やがて落ち着いた男性は涙を拭い、チュエと名乗った。その後、自身の名を問われると白い杖を見せびらかしながら自己紹介をし。恐らくほぼ心配ないであろうが彼を怖がらせないよう、種族的な魔法使いと勘違いされないように人間であることを強調して。
そうして互いに名乗り終えた後、亜理紗は彼にここで出会うまでの事を問おうとする。一人で探索していた様子から、幼馴染のあの子を見かけていないことはほぼ確実であろうが……もしかしたら、ほんの少しの手掛かりを持っているかもしれない。そんな僅かな希望を胸に彼に問いかけようとして___
「チュエさん、ひとつお聞きしたいことが__」
パリン、とガラスが割れる音。音の正体を探ろうと辺りを見渡すが、周辺に異常な箇所は見当たらない。だが、音の在処がここからそう遠く離れていないことは確実だ。続いて、恐らく人では無い何かの足音が徐々にこちらに近付いてくる。万全な体勢でない今、力は出来るだけ温存しておきたい。
であれば必然的に隠密する必要があるわけだが__ひとまずどこかに潜伏しようと目の前の彼に声をかけようとし___
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