スレ主 2023-12-10 17:44:55 ID:896f7f474 |
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>鮫島、早瀬、公園all
乙骨憂太「お久しぶりです鮫島さん、早瀬さんも。」
「そうですね……確かにこのままここに居るのも得策じゃないでしょう……ただ……」
間違いなく相手が知り合いだとしっかり確認できた乙骨は穏やかに微笑むと、自分の先輩術師であ
る二人とは海外に行ってたりその後の様々な大事件でゴタついてしばらく会えていなかったことか
ら久し振りだと嬉しそうに挨拶する。
そして、早瀬の提案を聞いて一応は肯定するが一旦間を置いてなにか気になることがあったのか二
人に対して視線を向けて話し始める。
乙骨「周りのこの霧と灰……妙なんです。」
「この得体のしれない街に迷い込んだ時から呪力出力と練度が抑えらてるんです……最初は呪霊
や呪詛師の仕業かと思ったんですが、多分この霧と灰が原因だと思います。『術式の妨害』と
いう術式自体は僕もよく知ってる人が呪具として使ってたのでよく知ってます。」
「この霧と灰はそうじゃない……呪力が一切ないのに出力を妨害してきて、体感だと
何も変わってないように思うんです。でも呪力自体は出力が抑えられる……まるで後から後か
ら何かに妨害されてるみたいで……。」
「幸いなことに霧と灰自体はある程度物理が効くみたいです。ある程度試したんですが数十秒だ
け無理やり霧を僕の周りから払ったら、呪力出力も呪力の練度も戻りました……だとしても十
分で元に戻ってしまって……」
「とりあえず、この霧と灰……視界の妨害だけじゃなくて色々と面倒そうな特徴があるというこ
とを」
持ち前の観察眼と呪術の才で周囲に立ち籠める霧と灰に対して呪術を扱い祭の妨害もかなり行われている原因となっていると乙骨は自分の仮説を話す。
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