スレ主 2023-12-10 17:44:55 ID:896f7f474 |
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>180 狩人、廃屋敷ALL
【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1(行動停止)、アースィフ・アリー・ザルダーリー】
アリ「…成る程な、確かにそこいらも“化け物”ばかり、理に適った判断ではある――それにしても“助け”か」
彼(狩人)から聞いた簡素な経緯…得体の知れない化け物、今し方の戦闘の只中でも驚きこそしていたがこの位の幼い子供ならば無理も無い精神的なショックやPTSDめいた症状の兆しも微塵も見られはしない。
言うなれば妙に“場慣れ”している風にも見えると傭兵は分析する。
酷い刺激臭や得体の知れないナニカの残骸めいた不可視ながらも恐らく体液でぬる付く床の上を平気で歩き回り、返り血をたっぷり浴びてある意味で言えば修羅場慣れしている傭兵(アリ)からしてもやや近寄り難いこの男(狩人)の傍にもまるで気にしている様子も無く寧ろ安堵した様な体で過ごしている辺り…
アリ「(心※…この子供(ことも)も――何かしら“訳アリ”という事か)――…そういえば名乗り遅れたな、おれはアリ、アースィフ・アリー・ザルダーリー…見ての通り荒事(傭兵)を仕事にしている。呼び名は好きにしてくれ。お前さん達は?」
ことも「わたしはことも、この人はかりうど(狩人)さん。」
とシンプルに自己紹介をしている矢先――
■■■■して■■して?■■■ねぇ■■
――そう遠くない場所…恐らくはこの(廃屋敷)の上階の個室――から嗚咽混じりの―しかし明らかに異質な女の呟き声と啜り泣きが聞えてくる。
アリ「…今度はなんだ?」
ことも「……………」
戸惑いながらも得物(M4E2)を構えてライトを点灯させる傭兵と――ナニカを見据える様に天井から目を離さない少女(ことも)
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