そのように言われて悪い気はしませんが…。 ( 本来自分とは無縁だと思っていた可愛いといった褒め言葉を数回言われ、心が解けるような錯覚に陥て。彼から褒められるならそうした言葉も嬉しいものだな、と思い。頬が熱と共に紅潮していくのを感じながらぽつりと呟くように告げて。すると自身の顔を関心から覗き込もうとしていることに気づき、顔を隠そうとするのも兼ねて拗ねたようにぷいとそっぽを向いて。)