名無しさん 2023-10-18 21:42:16 |
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>>25 レアリゼ様
「本当か!? よし、今すぐ向かうぞ。何か足取りが掴めるかもしれない!」
少女の思いがけない情報にティオは表情を輝かせる。少女が指差した先は道が遅くなっており、恐らくまた大通りから路地裏に戻る事になりそうだが、ティオが追いかけていた男も路地裏を使ってティオを振り切っていたため、路地裏がテリトリーだと考えればかなりしっくり来る。
もちろん少女の言葉が嘘だとは微塵も思っておらず、むしろ感謝の眼差しを向けながら両手を合わせて少女に頼む。
「その場所まで案内を頼めるか? 後ろから着いていくからさ」
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