名無しさん 2023-10-18 21:42:16 |
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>>102様 >>108様 >>112様
「あら……私、そんな風に見えていましたか?ちょっと心にくるものがありますね……」
断ったら何をされるか、と言われ、よよよと悲しそうに目を伏せる。手を繋ごうとしたのは先程名前を褒めてもらった少女──ニーナさんの顔を立てる為と純粋に手を繋ぎたかったからなのだが、どうやら怖がられてしまったらしい。両親は皆に好かれる“良い人”だから自分もそうなろうと心がけているつもりだが、まだまだ修練が足りないようだ。……本当の原因はそうではなく、自分の願いからくる戦い方がアザレアお嬢さんに今の言葉を言わせてしまったのだろう、と見当を付けていたが、そこには敢えて目を逸らした。
「風……?あっ、たしかに吹いていますね。でも大丈夫ですよ。むしろ心地良いですから」
ニーナさんに言われて初めて気付く。確かに足下から風が吹き抜けているようだった。たしか彼女は風を使う能力だったはずなので、おそらく能力が制御できないのか、その余波が発されているのか、それとも常に風を吹かせなければならない理由があるのか。いずれにしても特に問題は無いように見えるので、気にしないでとニーナさんに笑いかけた。
(/すみません、2人目のキャラをユニコーンのリーダーで追加したいのですがよろしいでしょうか…?)
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